台湾では日本で乗れないシャオミのナインボットミニがいま流行!?4万円台で買えるので、台北で試乗してきた

奥さん、大変です!!最近、台湾でミニセグウェイが流行り始めてるんですが、実はそれが4万円台で買えるらしいんですよ!

こんにちは。 もう台湾に住んで1年以上経つまえちゃん@Maechan0502です。

ハイ、日本に遅れて台湾でも2週間後に「ポケモンGO」がリリースされて大流行してるんですが、ぼくが今台湾に住んでいて気になっているのはそれではありません。

台湾の街中で見かけるようになったミニセグウェイことナインボットミニです!

こちらは中国のスマホメーカーのシャオミが2015年の10月に発売した品物で、中国本土では約3万2,000円という爆安価格が話題になっていたんですが……、

まさかの台湾でも乗れるようになっていたのを、ぼくは街中で知ったのです。

Nine bot mini taiwan 003電車で持っていた台湾人のお姉さんを思わず盗撮

うーん、コレはほしい……。ちょっと乗ってみたいぞ……。

というわけでワタクシ、調べまくったら台北の店舗で試乗できることを知ったので、先日乗ってきてしまいました!

果たして乗り心地と買う気になったのでしょうか?

ではいってみましょう!

目次

実際にナインボットミニを売っているお店に行ってみた

Nine bot mini taiwan 006

ナインボットミニは中国メーカーのシャオミ傘下にあるナインボットミニ社から発売されていますが、台湾のシャオミストアでは売っていません。

なので、ナインボットミニを売りたい台湾人が直接中国本土に買い付けに行ってるらしく、ぼくは観光に来た友達2人を誘って、台北の圓山(円山)駅にやってきました。

住所:台北市中山區中山北路三段56號

ナインボットミニを売っているお店まで、圓山(円山)駅から徒歩10分くらいでしょうか?歩いていると……

Nine bot mini taiwan 007

あった!!ありましたよ!!なんかヤンキーみたいに店の前に台湾人がナインボットを持ってたむろっています!!

なんかコンビニの前に暴走族がバイクを止めてダベっている光景に似ていましたが、どうやらここがナインボットミニを売る台湾の代理店のようです。

Nine bot mini taiwan 008

中に入ってみると、売ってました!!こちらはナインボットワンという商品のようです。これは練習する必要があって、乗りこなせるまで約1ヶ月かかるとのこと。

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そしてこちらがぼくの気になっているシャオミが出しているナインボットミニです!!

Nine bot mini taiwan 013

チェックしてみるとボタンも電源、ロック、スマホから操作できるブルートゥースボタン、そしてバッテリー表示とごくごくシンプルな作り。なかなか中国メーカーにしてはスタイリッシュです。

Nine bot mini taiwan 012

またナインボットミニには2タイプあり、シャオミ版と国際版の違いも表示されていました。

簡単に言うと、シャオミ版は14,500台湾ドル (約47,850円)で購入できる代わりにモーターとバッテリーが非力で時速が16キロ、走行距離が22キロメートルなんですが、国際版はモーターとバッテリーを強力にして時速が18キロ、走行距離が29キロメートルになっています。

しかし日本でも購入できるこの国際版のお値段は29,500台湾ドル (約97,350円)!!

中国本土で買うシャオミ版のナインボットミニは1,999中国元 (約32,000円)なので、台湾だと2倍、中国だと3倍します……。

うーん、ほんの少しの違いで値段が倍以上開くと、国際版は買う気をなくしますね。

ナインボットミニに試乗してみた

ここまできたら乗るっきゃない!!と思ったぼくは、オーナーニー頼んでシャオミ版のナインボットミニに乗せてもらいました。

こちらが最初に乗った時の動画。生まれたばかりの子鹿みたいにまっすぐ進めず、プルプルと震えています……。

「リラックス!!足の力を抜いてリラックス!!」

と言われましたが、なかなかこれが難しい。ナインボットミニは素人でも3分で乗れると謳っていましたが、「本当なのかい!」とこの時点では思いました。

しかし人間、慣れるもので、5分後にはぼくでも方向転換とバックができるようになっていました。おお、これはいいかも!!

方向転換はレバーを膝で左右に押すだけなので簡単です。

外でシャオミ版ナインボットミニをこのお店のオーナーが改造したミニセグウェイにも乗らせてもらいましたが、こちらは持つ部分があるので、かなり姿勢が安定して乗りやすかったです。

しかしスピードが時速16キロしか出ず、加速しようとするとリミッターがかかるので、まだ自転車の代わりにはならないとぼくは感じました。

なんせママチャリでも時速20キロは出るし、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクなら時速30キロは誰でも余裕で出せますからね。

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でも一緒にいった女友達のユウコさんもスイスイと乗りこなせていたので、誰にでも簡単に操作できるようです。

近くに買い物に行くときなら乗っても良いかも。そうぼくは思いました。これで14,500台湾ドル (約47,850円)は安いかもしれません。

試乗した後、おもわず購入したくなった自分がそこにはいました。

5万円で買えるナインボットミニを買う価値はあるか?

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はい、そんなわけでぼくのナインボットミニ試乗は30分くらいで終わったのですが、非常に楽しかったです。んー、これならほしい。台湾で乗れるならアリかも。

そう思ったぼくは英語ができるオーナーに「ぼく、台湾に住んでいるんだけど、これ台湾で乗れるんだよね?」と尋ねたところ、驚愕の答えが……。

「いや、公道で乗るのは台湾でも違法だよ」というアンサーが。

おい、やっぱ違法なのかい!!

どうやらセグウェイを許可しているのは、ドイツ、シンガポール、韓国、あと中国本土(上海だと違法)くらいで日本でもダメなように、台湾でもダメなようです。

しかしオーナーはしれっとした顔で、

「でもスピードを出して事故を起こさなきゃ大丈夫なんだ。警察が逮捕するときは事故を起こしたときだから、ゆっくりとしたスピードで走っていれば問題ないよ。台湾の警察も乗っているだけでは逮捕しないからね」

とぼくに説明しました。むー、日本じゃ公道で乗っただけで逮捕されるけど、この違いが台湾か……。

さすがの台湾クォリティーを見せつけられた気分です。

あと飛行機にはリチウム電池の関係で持ち込めないので、買うなら台湾在住の人が台湾限定で使うのがいいようです。

最後に 未来はこんなパーソナルモビリティーから始まるのかもしれない

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結局ぼくは「貯金残高を確かめてくるから、ちょっと待ってくれ」と言って出てきたのですが、14,500台湾ドル (約47,850円)で買えるので、とてもアリかもしれないと今でも思っています。

なぜならこれが未来では当たり前に誰でも持つ製品になるかもしれないからです。

元ライブドア社長のホリエモンもNews PicksでのSONYの元社長との対談でこんなことを言っています。

堀江:僕が考えているのは、椅子がパーソナルモビリティになって、ラストワンマイルだけ対応する方法です。ラストワンマイルだったら、電池も装備しなくていいし、今のリチウムイオンバッテリーで全然、問題ない。

パーソナルモビリティが既存のインフラに、たとえばバスや電車、飛行機、船などに連結するアダプターさえつくっておけば、既存のインフラの変更は最小限で済みます。

〜中略〜

そうしたら、あとは街を走る、ある程度大きいバスや路面電車を自動運転でたくさん走らせていればいいわけですよ。

全部、自動運転の世界になったら、車の台数は今の10分の1ぐらいでいいから、自動車メーカーは車をつくらなくなりますよね。駐車場もいらなくなるから、不動産の価格も下落する。

おそらく、次の世代で儲かるのは、パーソナルモビリティをつくっている会社だと思います。

今、みんながスマートフォンをカスタマイズして使っているのと同じように、カスタマイズしたパーソナルモビリティをつくる自動運転車のアップルみたいな会社が出てきて、それをまねするスマートフォンメーカーみたいなのが続々出てくる……。

そんな世界になると思います。

そう言っているので、今は足元だけで移動するこのミニセグウェイが次は椅子になり、移動できる乗り物になるのかもしれません。

そう考えると、ぼくは近いうちにこの製品も買ってしまいそうな気がします。

日本で乗るのは難しいですが、台湾に住んでいる方はどうでしょうか?ぼくもまた購入することになったら報告してみます。

ええ、楽しい未来は意外とこんな製品から始まるのかもしれません。

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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