実は海外って簡単に住めることを知っていましたか?しかも台湾なら世界で一番簡単なことに。
どうもこんにちは、台湾在住3年目のブロガーのまえちゃん@Maechan0502です。
さてぼくは台湾に住んで、今年の6月で4年目を迎えるんですが、本当に住んで良かったと感じています。
日本で雪が降っているときに、半袖で台湾の公園に寝そべることができるし、台湾なら花粉症もありません!
ぼくも自分の人生については悩みますけど、日本にいたときの出口の見えなさに比べれば、はるかに前向きになれています。
これも気候と人が暖かい台湾のおかげ!
というわけで、そろそろ住んで4年目を迎えるので、日本人にも台湾に住む良さを伝えるべく記事を書いてみました。
1〜2ヶ月の台湾プチ移住だったら想像以上に難しくないので、ぜひ試してみてください。
では行ってみましょう!
台湾はパスポートだけで90日間滞在できる
パスポートと帰りの航空券さえあれば、90日間滞在が許される国。
それが台湾(中華民国)です。
海外では普通、パスポートとは別に査証(ビザ)という滞在許可証が必要になります。
日本と交流が少ないロシアやアフリカなどの国はビザが必要なのですが、台湾は日本と交流が活発なため、パスポートだけで90日間の観光目的の滞在が許されているのです。
ちなみに90日間以内なら、台湾の中にある大学で中国語を習ってもいいので、わざわざ学生ビザを取る必要もありません。
これがぼくが台湾プチ移住をオススメする理由の一つです。
あとはビザラン(90日間期限が切れそうになったら、他の国に出国し、すぐに台湾に戻って90日間延長すること)できる国なので、台湾プチ移住で気に入ったら延長するのも簡単です。
最初に中・長期滞在したいなら、台湾はこれ以上ないほど便利だとぼくは感じます。
台湾は治安もいい
海外に中・長期滞在するなら不安になるのが、その国の治安です。
しかし台湾は治安もいいので、安心してオススメできます。
どれほど安全かというと、夜中に女性が1人で歩けて、ぴったりくりにも遭わず、スターバックスでパソコンを開いてトイレに行っても盗まれないほどです(笑)
もちろん台湾が日本と治安が似ているからといっても、そこは海外なので、危ないこともあります。
男女問わずにタクシーのぼったくりはあるし、女性は夜にタクシーに乗らないほうがいいし、このあたりは言い出すときりがありません。
だけど道を歩いていたらバッグが開けられて、カメラが盗まれることもある他の国に比べれば、はるかに台湾は安全だと思います。
冬でも日本よりは暖かい
台湾、オーストラリアをはじめとする海外に住み始めて、そろそろ5年。ぼくは気づいてしまいました……。
冬から逃げられるという事実に。
そうなんです。東京から大阪行きの新幹線チケットより、LCC(格安航空会社)で安く海外に行ける時代なので、冬から逃げればいいんです。
南半球のオーストラリアに行けば夏だし、隣国の台湾でさえ2月下旬は20度を超えます。
冬の台湾は暖房がないのでそこそこ寒いですが、工夫すれば極寒の日本よりはマシです。
台湾行きのLCC(格安航空会社)に乗れば、航空券が1万円以下
台湾のいいところの中に、航空券が安いというメリットがあります。
シーズンにもよりますが、安いチケットは片道1万円以下で買えてしまうんです!
東京・大阪間の新幹線の切符は1万4,000円くらいなので、もはや国内移動よりも海外移動の方が安い時代になってしまいました……。
東京から台湾までは行きが4時間、帰りが3時間。大阪から台湾までは行きが3時間、帰りが2時間で行けてしまいます。
そんなに難しいこと考えずに、国内旅行に行く気分で飛行機に乗れば台湾に到着できるので、ここもぼくが推したいポイントです。
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中国語がしゃべれなくても何とかなる
海外に住むと、その国の言葉をしゃべらないと生活できないと思っている人は多いんじゃないでしょうか?
台湾では中国語(台湾華語)が話されてるので、中国語を覚えないと生活できないとイメージする人は多そうです。
でも台湾は逆なんですね。むしろ日本語と英語しかしゃべれないほうがイージーモード!
中国語を覚えたほうが、最初は台湾人から邪険に扱われることが増えます。
ぼくも台湾に住み始めたとき、頑張って中国語でカフェの注文しようとしたら、
台湾人から同胞の台湾人だと思われて、「さっさとしゃべれよ!このダメ台湾人!」
と、冷たく扱われたのを今だに忘れられません……。
日本語と英語しかできないほうが、まわりの台湾人から日本人だと思われ、優しく助けてもらえるので、ぼくは「心配いらない!」と強く伝えたいです!
あと台湾の大学では日本語学科があり、毎年日本語を習った学生が卒業しています。他の国よりも日本語ができる台湾人と出会う確率は高いといえるでしょう。
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家を借りるときの家賃が月3〜4万円
台湾は家賃も日本に比べたら安いです。
だいたい3〜4万円で1ヶ月契約できるのがメリットでしょう。
台北だけは家賃相場が別格で5〜6万円くらいしますが、探せば3〜4万に抑える方法はちゃんとあります。
具体的には以下の通りです。
- 日本人ゲストハウスで1ヶ月契約を結ぶ
- 台湾の古いホテルと交渉する
- 591という不動産アプリで探す
- 台北国際学舎(学生寮)に入る
- ゲストハウスでヘルパーする
もう少し詳しい方法はぼくのツイッターで紹介してるので、参考になれば嬉しいです。
ホテルやシェアハウスなら敷金(デポジット)も払わないで済むので、プチ移住先の家候補としていいんじゃないでしょうか。
台湾で1ヶ月間の家を契約する方法をちょっと書いてみます
1.日本人ゲストハウスに長期滞在する
日本人ゲストハウスは長めに滞在することもできます
たとえば台北のくまくんは1ヶ月8,000元(約3万円)で契約できるのでおすすめです
ぼくの住んでいる台南のはむ家も1ヶ月1万元(約3,7万円)です pic.twitter.com/iSdN8oUc0H
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月25日
台湾で1ヶ月間の家を契約する方法https://t.co/RJVbBdo047の古いホテルに直接交渉する
台湾の古めのホテルのフロントに行き、「1ヶ月住ませてくれー!」というと、特別価格で契約できるそうです(ぼくはやったことない)
相場は4万円ほど。中国語か英語必須ですが、台湾人の友達いればいけるかも pic.twitter.com/Zg9FhtaXv3
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月25日
台湾で1ヶ月間の家を契約する方法https://t.co/Faf1HrHQX3の家探しアプリで直接契約する
台湾には591という家探しアプリがあるので、そこで探すと見つかることも!
ただし一年や半年契約が普通なので、少しハードル高いかもですhttps://t.co/wP3SsYfWsR
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月26日
4.台北国際学舎を借りる
日本人ゲストハウスハウスと同じくらい現実的なのが、台北にある台北国際学舎
ここも1ヶ月3〜4万円で借りられます
台北近くでこの値段は破格!
ただ陸の孤島で9時くらいに帰らないとダメなのがネックです。笑https://t.co/7mcTYQTkSx
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月26日
5.ゲストハウスのヘルパーになる
台湾のゲストハウスではヘルパーを募集してます
1日4〜6時間手伝えば、無料で寝床を提供してくれるので、現実的な台湾滞在方法です
日系のはむ家や台湾系のホーミーゲストハウスなど募集してるので、調べるといいと思います pic.twitter.com/nf7yQJsSHr
— まえちゃん @台湾ブロガー (@Maechan0502) 2018年4月27日
4G回線使いたい放題SIMある
今はも必需品になってしまったスマートフォンですが、プチ移住すると不安なのが通信速度とデータ容量です。
でも心配いりません。台湾の空港では外国人用に「4G/LTE・データ制限なし」のSIMが売っているからです。
1ヶ月だと1,000元(約3,700円)で契約できるので、日本の格安SIMを使えるSIMフリースマートフォンを持っていれば、日本以上に快適に台湾でスマホを使うことができます。
唯一の欠点は、1ヶ月を超えると期限が切れることでしょうか?
空港で買ったプリペイドSIMは、空港でしか期限の延長ができません。
2ヶ月以上滞在する場合は空港で再契約するか、2ヶ月目から街中でデータ容量制限のあるSIMを購入してみてください。
200円くらいで居座れるカフェが台湾にはたくさんある
最近はパソコンやスマートフォン一つで仕事できる人が増えてきました。
そうなると気になるのが、プチ移住した台湾のWiFi(ワイファイ)がどれほど繋げられるのかです。
結論から言うと、全く問題ありません。
たとえばスターバックスに行かずとも、台湾には200円くらいで一日中居座れるカフェがたくさんあります。
しかも電源コンセントもあるし、フリーWiFi(ワイファイ)も完備!WiFi(ワイファイ)はパスワードさえ入力すればずっと使えるので、非常におすすめです。
また台湾はコンセントの形状も日本と同じなので、日本で使っている電源コンセントをそのまま差し込めるのが嬉しいところ。
パソコン一つで仕事ができる人は、かなりありがたいはずです。
もしカフェのWiFi(ワイファイ)が遅いなぁと思ったら、台湾の空港で買った4G/LTEのプリペイドSIMを使い、自分のスマホとパソコンをテザリングすれば問題ありません。
【関連記事】
台湾の桃園国際空港に観光で着いたら、必ずやりたい3つのこと。換金、携帯のSIMカード入手、フリーWi-Fi設定まとめ
1〜2ヶ月なら安い台湾料理で乗り切れる
プチ移住先の国を選ぶ候補として、大事な要素が「食」です。
とくにホテルやゲストハウスに滞在するならキッチンがついていないことが多いので、必然的に現地の食事を食べることになります。
台湾は嬉しいこと安い外食が充実しているので、だいたい1食50〜100元(約200〜400円)で食べられるのがメリットです。
ぼくの経験上、毎食台湾料理でも1ヶ月くらいなら喜んで食べられるので、1〜2ヶ月の台湾プチ移住先としてオススメであります。
ただ台湾料理を食べ過ぎると、3ヶ月あたりから台湾で日本の定食やモスバーガー、丸亀製麺通いがやめられなくなるので、バランスよく食べるのは大事だと思います。
あ、ぼくが台湾に住み始めて最初の3ヶ月間、台湾料理を食べ過ぎて、激しく後悔した記事はこちらです
【関連記事】
日本人は外国で現地料理を食べ続けることができるのか?台湾で3ヶ月間以上食べ続けたぼくが結論を出しました
台湾にはスギ花粉がない
春に花粉症でお困りの方、大変ではないでしょうか?
ぼくも最近花粉症でグズつくようになったので、その辛い気持ちがちょっとわかるようになりました……。
花粉症のひどい人は、喉が枯れて声までやられるので、ちょっとそんな人を見ると春先の日本に住むのは辛すぎると感じます。
しかし国外に出れば、スギ花粉なんて感じずに済むんですね。
台湾も平地には杉がほとんど植わっていません。できることなら春先だけでも台湾移住をおすすめするメリットは、ここにあります。
台湾の山岳地帯にいけば、花粉は飛んでいたりするので要注意です。
しかし大都市の台北や台中、高雄に住むなら、花粉症は全然大丈夫です。
世界で最高の親日国である
台湾といえば、世界最高の親日国なのを知っている人は多いんじゃないでしょうか。
東日本大震災で一番多くの義援金を寄付してきた国でもあるので、日本への関心が高いのは言うまでもありません。
ぼくも台湾に3年間住んでいますが、たしかに日本人だと優遇されることは多いです。
毎月のように台湾に出入りしても入国審査で止められないのもそうですし、困ったら助けてくれる人が多いのもそうなんでしょう。
台湾人には親切にされることが多いので、外国人と接する恐怖がなくなりやすいのが台湾だとぼくは感じます。
ぼくもフィリピン英語留学やオーストラリアへのワーキングホリデー中に仲良くなるのは台湾人が圧倒的に多かったので、最初のステップとして台湾に住むのは本当にオススメです。
もちろん台湾人の中にも親日じゃない人もいます。台湾人男性の中には、日本人女子と語学交換した後で、「夕日見に行こう!」とデートに誘う下心ある人もたくさんいるので、親日の国でもいい思いをするとも限りません。
ただ1〜2ヶ月くらい住むプチ移住なら、他の国に比べて、大幅にメリットが上回るといえるでしょう。
外国に住むと悪い意味でのハプニングが起こりますが、台湾では親切心を感じることが多いので、いい意味のハプニングが起きる国だといえます。
それを住んでみて確認してほしいです。
最後に 海外に1ヶ月以上いれば、日本じゃなくても生きられるという自信がつく
というわけで、どうでしたでしょうか?
いろいろと台湾に1〜2ヶ月住むのは簡単な理由を述べてきましたが、台湾に少しでもいいから住みたい!と思ってもらえたら、これ以上なく嬉しいです。
「住む」という言葉がイメージさせる力は強く、ずっとそこに死ぬまで住み続けなればならないと感じる人もいるかもしれません。
でもぼくは1ヶ月間滞在するだけでも、住むことに変わりはないと思います。
別に働かなくたっていいし、1年間家を借りなくたっていい。その土地に居ついて、自分なりの生活をすれば、それは住むに値するはずです。
そして1ヶ月でも台湾に住んでみれば、日本で追われていたことを忘れ、自分をリセットできるんじゃないでしょうか?
寒かったら逃げればいいし、花粉が嫌だったら我慢することないし、自分が台湾に住みたかったらちょっとでもいいから住んでみればいいんです。
そうやっ一歩踏み出せば、自分の中で今までの常識が変わるはずだし、自分の人生も楽しくなると感じています。
台湾プチ移住、想像以上に楽しいですよ!
ではまた。
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