台湾旅行をするときに必要な準備、入国審査手続きの完全マニュアルを、毎月台湾の空港に出入りしているぼくが案内します。
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
海外旅行に年1回くらいしか行かないと、パスポートやスーツケースを航空会社に預けるルール、入国審査の条件ってよくわからないので、不安じゃないでしょうか?
わかります!ぼくも4年くらい期間を空けて、海外に久しぶりに行った時は全然手荷物や入国のルールがわからずに不安でした。
ここだけの話、手荷物と預け荷物の違いがわからず、空港で超過料金を取られてのは恥ずかしい内緒の話です……。
この記事では、台湾旅行の際に不安に思われる入国審査や旅行準備の疑問を解消すべく、毎月台湾に出入りしている人間が写真付きで解説してみました。
また2018年から台湾に肉類(加工品を含む)を持ち込むと罰金3万〜70万円取られるので、そこも解説しています。
ではどうぞ。
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台湾に入国するために必要なパスポートとビザについて
台湾旅行に行くために絶対必要なのが、日本国のパスポートです。
パスポートは、海外で唯一自分を証明できる公的な書類になります。
日本を出るときの出国審査、台湾の空港に到着したときの入国審査、現地のホテルや台湾のクラブに入るときにも使うので、肌身離さずに持っていてください。
パスポートは申請してから、受け取るまでに最低1週間はかかります。けっこう時間を取られるので、まだパスポートを持っていない人は早めに申請することをオススメします!
パスポートの取り方は以下に書いてみました。
パスポートを取るときに必要な書類
・一般旅券発給申請書 1通(5年用か、10年用で分かれている)
・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通(申請日前6カ月以内に作成されたもの)
・住民票の写し 1通(住民基本台帳ネットワークシステムを利用するので原則不要)
・写真 1葉(縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景の写真。申請の6ヶ月以内撮影されたもの)
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、船員手帳など)
以上の書類を揃えて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。
申請から受領までに、通常1週間程度(土・日・休日を除く)かかります。
【関連外部記事】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html
台湾旅行をするときにビザは必要なのか?
通常海外旅行するときには、パスポートとビザの両方が必要です。
パスポートは新幹線でいう乗車券。ビザは特急券だと言えばいいでしょうか?
両方ないと新幹線に乗れないように、海外旅行も両方ないと、その国に入国できません。
しかし台湾は観光目的だったら、パスポートさえあれば最大90日間の滞在が認められています。
普通の旅行で90日間以上も台湾に滞在する人は少ないと思うので、台湾はパスポートさえあれば、入国できる国だと覚えておけばOKです!
台湾旅行は年会費無料のクレジットカードに付いている海外旅行保険で大丈夫
台湾旅行に行く時に気になるのは、病気やケガ、盗難に遭ったときの対策です。
普通は数日間の台湾旅行だったら、海外旅行保険に入るのが常識なんですが、実は年会費無料のクレジットカードについている海外旅行保険で代用できます。
保険会社の売っている台湾旅行の海外旅行保険は、3〜4日間だったら2,000〜4,000円くらいかかるので、年会費がタダ(無料)のクレジットカードを使ったほうが断然お得です!
その中でも、いろいろ海外旅行保険のついているクレジットカードはありますが、ぼくの一番のオススメはエポスカードです。
年会費無料!海外旅行に行く前に航空券や空港までのバス代をクレジットカードで支払えば、海外旅行保険利用の条件を満たせます。!
ケガは最大200万、病気は270万円まで補償!
何より午前中に申し込めば、その日の夕方にマルイで受け取れるので(即日発行)、台湾旅行の前日でも無料で海外旅行保険を手に入れられます。
ぼくも2回ほど台湾でエポスカードを使って、無料で台湾の病院に行けたので、実績もちゃんとあります。
海外旅行保険がなくて不安だったら、エポスカードを発行してみてください。
【関連記事】
エポスカードは無料のクレジットカードの中で海外旅行保険、両替キャッシング機能が一番使えるので、ぼくは全身全霊でオススメしたい
https://maeharakazuhiro.com/eposcard/
スマホ(スマートフォン)からエポスカードを申し込む方法を実際の画面を使って解説してみました
https://maeharakazuhiro.com/epos-card-apply/
クレジットカードの海外旅行保険を使ったら、本当に台湾の病院に無料 (タダ)で行けたので、その過程を報告してみました
https://maeharakazuhiro.com/eposcard-insurance/
保険会社の保険は台湾旅行で使えるの?
もちろん日本の保険会社も台湾旅行用の保険を発売しています。
ネットで購入できたり、日本の空港でも入れたり、最近ではLCC(格安航空会社)とセットで売っていることも多いです。
ただ年会費無料のクレジットカードの海外旅行保険で代用できるので、使わなくてもいいかとぼくは思っています。
クレジットカードの海外旅行保険を一枚も持てなかったら、空港で申し込んでみてください。
台湾旅行の荷物
海外旅行に行く時に誰もが疑問に思うのが、どんな荷物を持って行けばいいかです。
スーツケースの大きさや持って行くべき荷物の量。あったら便利なもの、逆に必要ないものなどは、こちらにまとめてみました。
台湾は南国なので、どのシーズンにどの服をもっていけばいいのかも、詳細に解説しています。
台湾生活3年間で厳選した台湾旅行の持ち物を乗せたので、参考になれば嬉しいです。
【関連記事】
https://maeharakazuhiro.com/taiwan-trip-items/
手荷物と預け荷物の違い
荷物をスーツケースやリュックに詰める時、注意しなければいけないことがあります。
ここ数年でモバイルバッテリーをスーツケースに入れられなくなりました。
海外旅行に慣れていない人は「液体ってそもそも持ち込んでいいんだっけ?」という疑問もありそうです。
ぼくも慣れていない時は、手荷物と預け荷物の違いがわからず、空港のチェックインカウンターで追加料金を取られてしまいました……。
その違いを解説してみます。
航空会社が定義する手荷物(機内持ち込み手荷物)とは何か?
【飛行機の中の手荷物を入れる棚】
航空会社では、「手荷物(機内持ち込み手荷物)」と呼んでいる荷物のグループがあります。
これは自分が飛行機に乗る時に、最初から最後まで肌身離さずに持っている荷物のことです。
小さなリュックサックやトートバッグ、小型のキャリーバッグが当てはまります。
つまり飛行機の中で、自分の席の上にしまう荷物が「手荷物(機内持ち込み手荷物)」と呼んでいるんですね。
3辺の和115cm(45インチ)以内
3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm(22×16×10インチ)以内
という決まりがあるので、これに沿う荷物の入れ物を持っていってください。
具体的には、台湾旅行をする時に街歩きしたい荷物入れを考えればオッケーです。
手荷物(機内持ち込み手荷物)の個数は?
手荷物(機内持ち込み荷物)の個数は、航空会社や航空券のクラスによって違います。
ただ、LCC(格安航空会社)やFSC(従来の航空会社)問わず、だいたいどこも1〜2個が基準です。
リュックサックに紙袋(2つまで)などの組み合わせができる航空会社もありますし、リュックサック(1つのみ)しか認めない航空会社もあります。
この辺りは事前に乗る飛行機の決まりを調べてみてください。
手荷物(機内持ち込み手荷物)で持ち込むべきもの
手荷物(機内持ち込み手荷物)には、いくつか持ち込むべきものがあります。
- 貴重品(お金やクレジットカードなど)
- パソコンやタブレットなどの電子機器
- リチウムイオンバッテリー(モバイルバッテリーなど)
- 100ミリリットル以内の液体物
貴重品のお金やクレジットカードは、必ず持ち込みましょう。
海外旅行ではお金やカードを常に手放さない癖をつけておくのをオススメしたいです。
また電子機器はスーツケースの中で壊れる恐れがあるので、絶対にスーツケースの中に入れないでください。
リチウムイオンバッテリーも2016年から自然発火の恐れがあるので、手荷物に入れることが義務付けられました。
あと100ミリリットル以下の液体物は機内には持ち込めます。
裏を返せば、500ミリリットルのペットボトルは自分で飛行機の中に持ち込めないので、必ずスーツケースの中に入れて預けてください。
手荷物(機内持ち込み手荷物)で持ち込んではいけないもの
海外旅行をする時には、100ミリリットル以上の液体物はスーツケースなどに入れて、空港のチェックインカウンターで預ける必要があります。
液体物、ジェル、 飲料類、クリーム・ローション・オイル類、香水、スプレー、シャンプー類、シェービングフォーム、防臭剤等のエアゾール類、歯磨き粉等の練り状物、半固形物、その他同様の物を含みます。
お土産で買う「ようかん」や名古屋の「つけてみそ かけてみそ」も液体物なので、これらを持ち込む際には預けるためのスーツケースなどに入れてください。
あとは刃物など禁止です。乗客がテロなどを起こさないよう敏感になっています。
刃物類は荷物検査で見つかったら処分されて、帰ってこないので気をつけてください。
航空会社が定義する預け荷物とは何か?
手荷物(機内持ち込み手荷物)の反対を意味するのが、預け荷物です。
日本の空港のチェックインカウンターでいったん預けて、台湾の空港に降りた時にまた受け取るのが「預け荷物」だと言えます。
大きめのスーツケースやロードバイクなどの自転車、大きめの段ボールなどが預け荷物です。
FSC(従来型の航空会社)は、23キロまで無料!
LCC(格安航空会社)は自分で航空券予約時に、追加で預け荷物料金を支払わないと、預けることができません。
このあたりも航空会社によってルールが違うので、気をつけてください。
台湾旅行に肉類(加工食品も含む)の持ち込みは、絶対ダメ
反対に台湾には絶対持ち込んではいけないものもあります。
それが肉類(加工食品を含む)です。
現在、台湾ではアフリカ豚コレラという疫病を防ぐために、大変取り締まりが厳しくなっています。
ベトナムやタイから台湾に肉を持ってきてしまった場合、いきなり罰金70万円が課されることもあるので、本当に注意してください。
持ち込みが禁止されている肉類は、台湾の防檢局が載せていたので、引用してみます。
・肉類(生肉、調理済み、冷凍、冷蔵、乾燥を含む)
・未調理の卵(卵製品)
・食肉加工食品(真空包装のものを含む)
具体例:
肉そぼろの卵巻き、ホットドッグ、ソーセージ、ハム、月餅、肉粿(ミートチョップ)、臘肉(ベーコン)、干し肉、肉ちまき、肉燕(福州ワンタン)皮、アヒルの胃、手羽先、鶏の足など。
・ツバメの巣(血液、羽、大便とその他のの汚れ物が入り混じったもの
引用:中華民国(台湾)入国の際の動植物に関する検疫規定及び罰則
などなど、基本的に肉類の持ち込みは禁止されています。
【沖縄アグーせんべい 幻の黒豚】
【日清カップヌードル ダメなタイプ】
生肉だけではなく、ベーコンやハム、肉のパウダーが混じったお菓子、カップヌードルのかやくも禁止されています。
持ち込んでも許される台湾の肉製品は以下の通りです。
・缶詰
・レトルトパウチ食品
【缶詰】
【レトルトパウチ 食品 画像検索】
ただ、なるべく肉を持ち込まないことに越したことはありません。
必要な人以外は、肉類の持ち込みを控えてください。
詳しい記事はこちらをどうぞ。
【関連記事】
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【出国手続き】日本の空港でのチェックインから飛行機の搭乗までの流れ
台湾旅行の準備が整ったところで、日本の空港から飛行機に乗るところまでを紹介します。
目安として、海外旅行の時は空港に2時間前までに到着するのが望ましいです。
ANAやJAL、チャイナエアライン、エバー航空などのFSC(従来型の航空会社)は3時間前に到着してもチェックインできます。
ただLCC(格安航空会社)は2時間前からチェックインできるところが多いので、飛行機の出発時刻から2時間前に空港へ着くのが望ましいです。
日本の空港でチェックインする(Check In)
まず空港に到着したら、チェックインカウンターに行き、「台湾行きの飛行機に乗るための航空券(搭乗券)」を取りましょう。
飛行機に乗る時のチェックインとは、空港のカウンターに搭乗予約券を持って行き、搭乗券(航空券)に変えてもらう手続きを指します。
「ネットで航空券を取った!」と言いますが、正確に言うとその時点では「搭乗予約券」を取っただけです。
当日(もしくはWeb)でチェックインしないと搭乗券(航空券)を発券できないんですね。
むかしは搭乗予約券を紙で発行して見せなければダメでしたが、最近はスマートフォンの航空券の予約メール画面を見せれば大丈夫です。
1.チェックインカウンターでパスポートを見せる。
2.帰りのチケットを持っているか確認される(LCCの場合)
3.預け荷物を預ける(大きめのスーツケースなど)
4.手荷物の重さを測られる(7キロ、または10キロ以下かどうか)
5.預け荷物や手荷物が重量オーバーだった場合、追加料金が取られる
6.帰りのチケットがない場合、その場で取らされる
JALやANAなどのFSC(従来型航空会社)は席などを選ばせてくれたり、サービスがいいんですが、LCC(格安航空会社)はわりとルール違反した人を容赦なく取り締まります。
ルールに違反していると、追加料金(罰金的な)が発生するので気をつけてください。
航空券を受け取ったら、出発時刻と出発ゲートに集まる時刻を確認する
無事に航空券を手に入れたら、必ず出発ゲートに集まる時刻(Boarting Time)を確認しましょう!
飛行機は新幹線やバスと違い、出発の30分前くらいに搭乗を締め切ってしまいます。
たとえば「お昼の12時に出発なので、11時半までに出発ゲートにお越しください」という案内があるので、それに遅れると乗せてくれません。
ぼくはマレーシアの空港で出発時刻と出発ゲートに集まる時間を勘違いし、乗れなかったことがあります……。
こんなおバカなことをやるのは、一握りの選ばれた逆エリートだけ!
ぼくもそう信じていますが、悲劇の人を増やさないためにもどうか出発ゲートに集まる時間はなんども確認してください……。
【関連記事】
https://maeharakazuhiro.com/airplane-lost-trouble/
手荷物検査を受ける(Security Check)
出発ゲートに集まる時間を確認したら、出国審査を受けましょう。
日本の空港では手荷物検査と出国審査がセットになっています。
最初に手荷物検査を受ける必要があるので、列に並んでみてください。
土日やGW(ゴールデンウィーク)、夏休みや冬休みは長者の列ができるので、その時期は早めに並んだ方がいいです。
パソコンを持っていたら手荷物から出し、自分のスマホや財布、腕時計などの貴金属を外して検査を受けます。
この時にペットボトルを持っていたら、液体類は持ち込み禁止なので、全部飲み干す必要があるので要注意です。
(もしくは中身の液体を捨てる)
また先の尖ったハサミ(先端が丸まっていれば大丈夫)やナイフなども没収対象になるので気をつけてください。
出国審査を受ける(Immigration)
続いて出国審査です。
入国審査官にパスポートを見せると、だいたいスムーズにハンコを押してくれます。
上の写真のような感じですね。これを出国審査と呼びます。
たまに出国審査の行列ができて、出発ゲートに行くのが間に合わない場合は、横入りしてでもいいから審査官に掛け合ってください。
審査官は向こうから親切に「そろそろ台湾行きの航空便が出発するので、こちらに優先的に並んでください」とは言ってくれません!
もし時間が迫っていたら、並ばずに直接掛け合ってみましょう。
出発ゲートに集合する
出国審査が無事に終わったら、出国ゲートに集まります。
それまでに時間があったら、空港内の免税店でお土産を買うなり、自分のご飯をレストランで食べたり、空港のラウンジに行くなどに思い思いに過ごしてください。
また荷物検査と出国審査が終わったら、売店でペットボトルを買ったり、免税店でお酒を買うのは自由です。
この時に液体物を買えます。
ただし何度も言いますが、出国ゲートに集まる時間を逃すと、飛行機に乗れないので要注意です。
出発ゲートには5分前くらいに到着するくらいが望ましいといえます。
台湾行きの飛行機に搭乗する
出発ゲートが開いたら、パスポートと搭乗券(航空券)を見せて、飛行機の中に入れます。
ここまできたら安心して台湾に向かえるので、搭乗するまでは気を抜かずに移動してみてください。
飛行機の機内(もしくは台湾の空港)で台湾の入国審査カードを書く
台湾行きの機内、もくしくは台湾の空港で入国カードが配られるので、それを書く必要があります。
入国審査カードとは、パスポートと一緒に提出する台湾旅行の詳細情報です。
自分の名前や国籍、泊まる予定のホテルの住所、乗ってきた飛行機の便などを記入します。
これを書かないと入国させてもらえないので、機内で配られているタイミングか、台湾の空港に到着したらもらって書きましょう。
台湾の入国審査カード・入國登記表(Arrival Card)の書き方
台湾の入国審査カード・入國登記表(Arrival Card)の書き方は以下の通りです。
・姓 Family Name(自分の苗字を記入。パスポートに書かれている自分の名前のローマ字表記がいい)
・名 Given Name(同じく自分の名前を記入。パスポートに書かれている自分の名前のローマ字表記がいい)
・護照號碼 Passport No.(パスポートの番号を書く)
・出生日期 Date of Birth(出生日期とは、自分の誕生日のこと)
・國籍 Nationality(国籍のこと。漢字で「日本」、またはローマ字で「Japan」でも大丈夫です。
・性別 Sex(性別のこと。身体の性別を記入)
・航班、航名 Flight/Vessel No.(乗ってきた飛行機に振られているナンバーを記入)
・職業 Occupation(自分の職業を記入。英語が望ましいけど、漢字でも大丈夫)
・簽證種類 Visa Type(ビザの種類にチェックを入れる。観光目的なら「停留」にチェックを入れれば大丈夫。もしくは空白でもOK)
・入出境證、簽證號碼 Entry Permit/Visa No.(持っているビザ番号を記入。観光区目的の日本人は記入しなくても大丈夫)
・居住地 Home Address(日本にある自分の住所を記入)
・居住地 Residential Address in Taiwan(台湾で自分が滞在する予定の住所(友人の家など)または泊まる台湾のホテル名を記入)
・旅行目的 Purpose of Visit(自分が台湾で何をするのかを記入。観光目的なら、「3.觀光 Sightseeing」にチェック)
・旅客簽名 Signature(最後に自分の名前のサインを。自分のパスポートと同じ書式のサインをする)
航空券に書かれている航班、航名 Flight/Vessel No.の場所は?
よくとまどうのは、「航班、航名 Flight/Vessel No.」の場所です。
航空券(搭乗券)に書かれているんですが、航空会社によってわかりづらいかもしれません。
写真はバニラエアなんですが、フライトナンバーは「アルファベットと数字」の組み合わせで書かれています。
「航班、航名 Flight/Vessel No.」がわからなかったら、自分の航空券の番号を確認してみてください。
台湾の空港での入国の流れ
台湾の空港に着いたら、それぞれの空港に沿って入国の手続きと荷物検査を受けます。
注意してほしいのは、肉類を持っているかどうかです。
日本から来て、肉類と肉の加工食品を持ち込んだ場合、約3万〜10万円(1万〜3万台湾ドル)の罰金が課されます。
また以下の国から台湾に渡ってきて肉類と肉の加工食品を持ち込んだ場合、約70万円(20万台湾ドル)の罰金が課されます。
中国、香港、マカオ、ミャンマー、タイ、韓国、モンゴル、ベトナム、カンボジア、ラオス、ベルギー、ハンガリー、ポーランド、ブルガリア、チェコ、ラトビア、セネガル、ロシア、ウクライナなどなど。
今の台湾はアフリカ豚コレラウィルスの持ち込みを防ぐために、肉類の持ち込みには非常に敏感になっています。
たとえそれがカップヌードルのかやくであっても、数万円の罰金が取られてしまうので、要注意です。
罰金を取られると、楽しい旅行が楽しくなくなので、気をつけてください!
現在、台湾の政府は肉を持ち込まれることに非常に敏感になってます
家畜に病気が広がるので、生肉を始め、カップ麺のかやくなど加工食品も持ち込むと罰金取られます
で、見つかると約70万円の罰金取られるんですが、つい最近知り合いの日本人がやって70万円払ったそうです
くれぐれもお気をつけを? pic.twitter.com/UW1XlcFfgi
— まえちゃん @台湾トラベルブロガー (@Maechan0502) August 8, 2019
【関連記事】
詳しい記事はこちらをどうぞ。
https://maeharakazuhiro.com/tw-meat-bakkin/
台湾の桃園空港(桃園国際空港)の入国の流れ
まずは台湾最大の空港の桃園空港(桃園国際空港)です。
この空港は日本でいう成田空港にあたり、台北行きのLCC(格安航空会社)はここに止まるので、利用される人も多いことでしょう。
自分の乗ってきた国の飛行機によって、識別カードを渡されるか、渡されないか、判断されます。
日本から乗ってきた場合、識別カードを渡されるので、ここで自分の手荷物について考えてみてください。
・肉類、肉類加工食品を持っていなかったら、カードを取る
・肉類、肉類加工食品をもっていたら、カードを取らない
というのが基準です。
自分が肉類を持っているか不安だったら、この時点でカードは受け取らないほうが安全です。
そのまま進むと、ゲートにぶつかります。
ツイッターで台湾人のばっと butさんに返信をいただいたところ、こういう基準になっているそうです。
緑の免税ラインを通る時点で違反品が見つかった場合は、罰金か入国拒否(=送還)の二択です。
赤い課税ラインなら、違反品かどうか確認してもらえるので、この場合、持ち込みできない食品があっても、罰金なしで没入だけなので、不安の場合は赤い課税ラインに行ってください。; ばっと but (@buttaiwan) August 9, 2019
・緑の免税ラインを通って違反品が見つかったら、罰金か、入国拒否(送還)
・赤の課税ラインを通ると、違反品かどうかを確認してもらえる。没収のみで、罰則なし。
という基準だそうなので、不安な人はカードを持たずに赤いラインに並びましょう。
こんな感じで荷物を検査されます。
以前はなかったんですが、2019年の6月に桃園空港を利用したらできてました。
肉類の持ち込み確認のゲート誘導が終わったら、入国審査です。
「持非中華民國護照旅客」と電光掲示板に赤字で表示されている列があるので、外国人はそこに並びます。
入国審査をするときは、パスポートと入国審査カードを提出してください。
その上で顔写真と指紋を取られます。
時間帯によっては長時間待ちますので、飛行機からなるべく早く降りて並ぶのがオススメです。
スピードイミグレーション(常客証)
台湾に1年間のうち、3回以上入国している人は、スピードイミグレーション(常客証)を利用することができます。
これは普段台湾人が並んでいる列に特別に並べる証明書です。
完全に機械の入国審査とは別で、台湾人が審査してスタンプを押してくれます。
年に3回以上行く人はあまりいないかもしれませんが、年に3回以上行く人はよかったら参考にしてみてください。
こちらのブログ記事が詳しくて参考になります。
【関連記事】
http://restartlog.com/taiwan-immigration-01.html
台湾の入国審査後に預け荷物の受け取る
台湾の空港で入国審査を終えたら、スーツケースを預けている人は、この先の預け荷物が運ばれてくる場所でピックアップします。
すぐに入国審査が進んだ場合、まだ荷物が届いていなくて待つ必要があるので、そのときは待ってみてください。
桃園空港の動物検疫所で荷物検査をする
スーツケースを受け取ったら、桃園空港の入国ゲートを潜る前にある動物検疫所で検査をします。
この時、自分のポケットや手荷物、スーツケースの中に肉類があったら罰金を取られるので要注意です。
自分のポケットや手荷物、スーツケースの中に肉類が入っていたら、すぐに捨ててください。
検疫所は撮影禁止なので、写真を撮れませんでした。
「肉を持っていますか?」など、台湾人の審査する人が聞いてくるので、「NO」と答えてください。
無事、大丈夫だったら写真のような桃園空港の外側(つまり台湾)にやってこれます。
台湾の高雄空港(高雄国際空港)の入国の流れ
台湾の第二の都市高雄にある高雄空港(高雄国際空港)の入国方法も紹介します。
この空港は-日本でいう大阪の伊丹空港にあたる空港です。
ただ高雄行きのLCC(格安航空会社)もここに止まるので、高雄に来る人はみんなここに止まると考えていいでしょう。
高雄空港は桃園空港と違って、識別カードを渡されません。
そのまま出て検疫と書かれたゲートを進み、入国審査を受けてください。
「持非中華民國護照旅客」と電光掲示板に赤字で表示されている列があるので、外国人はそこに並びます。
入国審査をするときは、パスポートと入国審査カードを提出してください。
その上で顔写真と指紋を取られます。
時間帯によっては長時間待ちますので、飛行機からなるべく早く降りて並ぶのがオススメです。
(高雄空港の検疫は、入国審査を受けた後、実施されます。まだまだ気は抜けません)
スピードイミグレーション(常客証)
桃園空港と同じく、台湾に1年間のうち、3回以上入国している人は、スピードイミグレーション(常客証)を利用することができます。
これは普段台湾人が並んでいる列に特別に並べる証明書です。
完全に機械の入国審査とは別で、台湾人が審査してスタンプを押してくれます。
年に3回以上行く人はあまりいないかもしれませんが、年に3回以上行く人はよかったら参考にしてみてください。
こちらのブログ記事が詳しくて参考になります。
ただ、高雄空港は利用者が少ないので、そこまで使う機会は少ないかもしれません。
【関連記事】
http://restartlog.com/taiwan-immigration-01.html
台湾の入国審査後に預け荷物の受け取る
台湾の空港で入国審査を終えたら、スーツケースを預けている人は、この先の預け荷物が運ばれてくる場所でピックアップします。
すぐに入国審査が進んだ場合、まだ荷物が届いていなくて待つ必要があるので、そのときは待ってみてください。
台湾の高雄空港の動物検疫所で荷物検査をする
スーツケースを受け取ったら、高雄空港の入国ゲートを潜る前にある動物検疫所で検査をします。
この時、自分のポケットや手荷物、スーツケースの中に肉類があったら罰金を取られるので要注意です。
自分のポケットや手荷物、スーツケースの中に肉類が入っていたら、すぐに捨ててください。
持ち込み禁止されているのは生肉、ハム、ベーコンだけでなく、上のような加工食品も含まれます。
上のスーツケースのある場所に到着したとき、基準に当てはまるものを持っていたら、すぐさま捨ててください!
近頃の台湾の動物検疫所は容赦なく罰金を科してくるので、本当に気をつけてほしいです。
高雄空港でも無事に動物検疫が終わったら、上の場所に出て、入国を果たせました。
ここまで到着できたら、台湾で旅行を楽しむことができるので、何事もなく入国できますように願っています。
台湾に持ち込みが禁止されている肉類の持ち込みまとめ
まとめると、重要なポイントは2つです。
・飛行機を降りて、自分が肉類を持っていそうだったら、カードをもらわないで赤いゲートに並ぶ。
・スーツケースを受け取った後、スーツケースの中に肉類があれば、即座にゴミ箱に捨てる。
この二つを徹底すれば、台湾で罰金を課されることはないでしょう。
台湾の空港に到着したらやること 両替・SIMカードの購入・iTaiwanの登録
台湾の空港に到着したら、最初にやることは3つ(最低1つ)です。
- 両替
- SIMカードの購入(SIMフリースマートフォンを持っている人は)
- iTaiwanの登録(観光客向けのフリーWiFi(ワイファイ)。念のために
この時に両替は必ずやっておきましょう。
台湾の台北などの街中でやっても、空港でやっても、レートは変わりません。
100円くらいの両替手数料が取られるだけなので、現金両替をするなら台湾の空港が一番おすすめです。
ただ現金を両替するときは盗難の危険もあるので、クレジットカードの海外キャッシングをするのが一番おすすめです。
詳しいやり方は以下の記事を参考にしてみてください。
【関連記事】
台湾の桃園国際空港のATMでクレジットカードを使ってキャッシングする方法
SIMカードの購入やiTaiwanなどの登録は、下の記事を参考にしてみてください。台北の桃園空港と高雄空港でのやり方をまとめてみました。
【関連記事】
台湾の桃園空港ですべき両替(換金)、携帯、フリーWiFiまとめ
https://maeharakazuhiro.com/taiwan-airpotr-arrive01/
台湾の台北松山空港でやる両替(換金)、携帯SIM、フリーWiFiまとめ
https://maeharakazuhiro.com/tma-yarukoto/
台湾の高雄国際空港でやる両替(換金)、携帯SIM、フリーWiFiまとめ
https://maeharakazuhiro.com/takao-airport-arrive/
台湾の空港から市内へ向かう
台湾の空港から台北市内や高雄市内、台南などに向かう方法は以下の通りです。
台北市内からの場合はバスもありますが、地下鉄が開通したので、そちらを利用すると便利だと思います。
台湾の桃園空港から台北市南へ向かう方法
桃園空港から地下鉄で台北市内へ向かう動画はこちらです。
【関連記事】
【動画付】台湾の桃園空港から桃園地下鉄(MRT)で台北駅まで行く道順解説
【https://maeharakazuhiro.com/taoyuan-mrt/
https://maeharakazuhiro.com/taoyuan-airport-bus-taipei/
まとめ しっかり準備すれば怖くない台湾旅行
というわけで、どうでしたでしょうか?
台湾旅行でやる準備をまとめると、以下の通りです。
【台湾旅行準備】
- パスポートの申請
- 海外旅行保険がついているクレジットカードを持つ(年会費無料のエポスカードがベスト)
- 手荷物・預け荷物を分けて、預けられるものを分別する
- 肉類は罰金を科されるので、持ち込まない
【日本の空港でやること】
- 日本の空港に2時間前までに到着(が望ましい)
- チェックインカウンターで搭乗券(航空券)を受け取る
- ボーティングタイム(搭乗時間)を確認し、遅れずに行く
【台湾行きの飛行機と到着したらやること】
- 入国審査カードを書く(ボールペンの用意と泊まるホテルの住所を事前にチェック)
- 台湾の空港で入国審査を受ける(パスポートと入国審査カードを準備)
- 預けていた荷物を受け取り、入国ゲートをくぐって外に出る
このような感じで準備しておけば、台湾旅行もスムーズに行くはずです。
ぜひ楽しい台湾旅行を送ってください!
ではまた。
【関連記事】
エポスカードは無料のクレジットカードの中で海外旅行保険、両替キャッシング機能が一番使えるので、ぼくは全身全霊でオススメしたい
台湾旅行3泊4日で台北を思う存分エンジョイするおすすめモデルコース
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