桃園空港からバスでの台北市内の行き方を解説します!
こんにちは。台湾在住4年目突入のまえちゃん@Maechan0502です。
さて最近LCC (格安航空会社)の就航が増えるのと比例するように、増えているのが日本からの台湾旅行者の数!
しかしどうやって桃園空港から台北市内に行けばいいのか、初めての人は戸惑うことでしょう。
というわけで、今回はここ1年で10回以上桃園空港を利用している台湾在住のぼくが行き方を解説してみました。
たくさんあるバス会社を全て利用し、もう絶対に迷わない桃園空港から台北市内へのバスでの行き方とはなんなのか?
ではいってみましょう
桃園空港での台北市内行きのバスの選び方は國光客運一択で
さて桃園空港からに着いたら、H.I.Sなどのツアーでない限り、自力で台北市内で向かわないといけません。
ただ桃園空港から出発してるバス会社は4つもあるし、しかも複数の路線が出ていているので、どれがいいか悩むことでしょう。
しかし桃園空港から台北市内行きのバスは特別な目的がない限り、國光客運というバス会社の運行する台北火車駅行きのバスに乗れば間違いありません!
ええ、すべてのバス会社に乗って比べただけでなく、さらに桃園駅まで30元のバスに乗って電車に乗って台北駅まで向かい、大失敗した経験まであるぼくが保証させていただきます。
チクショー!!あの時は「そんな時間とお金がかかる方法で台北に向かうアホな日本人は初めて見た」と台湾人の友達にバカにされて悔しかった……。
あ、話がそれました。國光客運以外がオススメできないのはバス停にたくさん停まって時間かかったり、降りる場所の目印が全然ないからです。
それだけでは降り逃したら桃園空港に逆戻りしてしまうのもあり、台湾旅行初心者の日本人にはハードルの高すぎるバス会社だと言えるでしょう……。
逆に國光客運は24時間運行で、本数も豊富。最終目的地が台北火車駅東口で全員降りるので、そこからタクシーや地下鉄に乗っていろんな場所に行けます。
國光客運は大人125元で、大有客運の90元より高いですが、約100円の差です。
大有バスは1時間に2本くらいの運行なので、そこをケチるくらいならすぐにバスに乗れる國光客運を選んだほうがいいとぼくは経験上感じます。
ほかのバス会社は泊まる予定のホテルの前に着く場合のみ選んだほうがいいでしょう。
台北駅行き 國光客運の運賃と所要時間
バス路線の番号 | 1819路線 |
---|---|
運行時間 | 24時間 |
標準所要時間 | 55分 |
1時間の本数 | 1〜6本 |
運賃 (大人) | 125元 |
運賃 (子供) | 65元 |
クレジットカード払い不可
桃園空港から台北火車駅行きの國光客運の乗り方
では乗るべきバスも國光客運とわかったところで、ここからは乗り方を説明させていただきます。
まず理解しておきたいのが、乗ってきた飛行機によって桃園空港にはターミナルと呼ばれる建物が2つあることです。
ターミナル間はモノレールで結ばれているので、ほぼ別の建物になっています。
第1ターミナルはトランスアジア航空、キャセイパシフィック航空、タイガーエア、バニラ・エア、ピーチ・エア、ジェットスター・ジャパン、スクートが到着するので、それらの航空会社を利用する人は第1ターミナルの1階にあるバス乗り場に行ってください。
一方で第2ターミナルはチャイナエアライン、エバー航空、日本航空 (JAL)、全日空 (ANA)、デルタ航空が到着します。
第2ターミナルはサービスの良くて高いビンボーなぼくに縁のない航空会社に使われる印象です。
乗ってきた飛行機によってターミナルが違うため、バス停も違います。あらかじめチェックしてから行くことをオススメします。
桃園空港第1ターミナルのバス乗り場への行き方と買い方
桃園空港第1ターミナル1階
桃園空港第1ターミナル地下1階
まずはLCC (格安航空会社)が発着し、利用される方も多いであろう第1ターミナルを紹介します。上の地図がバス乗り場までの地図です。
第1ターミナルのバスチケット売り場は1階の入国ゲートを出て、地下1階まで行く必要があります。
迎賓ロビーを出て、左右どちらでも行けるので、自分の好きな方向でどうぞ。ぼくは右側に来ました。
客運巴士 (Bus to city)と書いてあります。ここからエスカレーターで下におりましょう。
降ったら、右側に曲がり、次の角を曲がります。第1ターミナルの地下1階は一本道なので、迷うことはないと思います。
國光客運は7〜8番売り場なので、「台北ステーション」と伝えてください。日本語がわかる人がいるかはわからないんですけど、どの人も英語なら確実に理解してくれます。
ぼくはここで中国語を使おうとしたのですが、発音が下手なのがバレて、おばさまから英語で対応されました。よくわかってらっしゃいます。
運賃は片道125元。往復230元です。帰りも桃園空港を利用するなら、ここで買っておいても良いでしょう。
第1ターミナルのバス停は外に出て、5番出口です。暑いので待ちたくないのですが、人が並んでいた場合は待つ場合があるので、お気をつけを!!
あとはそのまま台北駅に行くだけです。
台北駅行き 國光客運第1ターミナルの時刻表
桃園空港の第1ターミナルから國光客運の台北駅行きの時刻表はこちらです。日中は4〜5本、深夜でも1〜2本出ているので、非常に乗りやすいと言えます。
桃園→台北駅 | 発車時刻 |
---|---|
6時 | 00,15,30,45, |
7時 | 00,15,30,45, |
8時 | 00,10,25,40,55, |
9時 | 10,25,35,50, |
10時 | 05,15,30,45,55, |
11時 | 05,15,30,45,55, |
12時 | 05,15,30,45,55, |
13時 | 05,15,30,45,55, |
14時 | 05,15,30,45,55, |
15時 | 05,15,30,45,55, |
16時 | 05,15,30,45,55, |
17時 | 00,10,20,30,40,50, |
18時 | 00,15,25,35,50, |
19時 | 00,10,20,35,45, |
20時 | 00,10,20,30,40,50, |
21時 | 00,10,20,30,40,50, |
22時 | 00,10,20,30,40,50, |
23時 | 00,10,25,40,55, |
0時 | 10,25,40,55, |
1時 | 10,25,40, |
2時 | 00,30, |
3時 | 30, |
4時 | 30, |
5時 | 10,40, |
桃園空港第1ターミナルのバス乗り場への行き方と買い方
続いて第2ターミナルのバス乗り場を紹介します。上が桃園空港第2ターミナル1階の地図です。預け荷物のスーツケースをゲットしたら、入国ゲートをくぐり、迎賓ロビーに出ます。
するとこんな写真の光景が広がっているので、入国ゲートを背にして右側をまっすぐ歩いていきます。
こんな感じで歩いていきます。突き当たりまで行ったら、右側に曲がってください。
すると廊下に出るので、さらにまっすぐ進みます。
着きました!!ここまでくればチケットを購入できます。
國光客運は1番、2番カウンターなので、そこで「台北ステーション」と伝えてください。日本語がわかる人がいるかはわからないんですけど、どの人も英語なら確実に理解してくれます。
運賃は片道125元。往復230元です。帰りも桃園空港を利用するなら、ここで買っておいても良いでしょう。
國光客運台北駅行きのバス乗り場は外に出た3番です。ここまでくればオッケー!!あとは台北駅に向かうだけです!!
台北駅行き 國光客運第2ターミナルの時刻表
第1ターミナルは作りましたが、第2ターミナルはただいま作成中です……。
國光客運のバスの中と台北駅に着く場所
國光客運の気になるバスの内装と降りる場所はこんな感じです。
國光客運は元々国営会社だったのですが、その後民間企業になりました。なので、まだちょっと内装が古臭いですが、企業を努力をしていてUSB充電器のあるバスシートもあります!
現在はバスのシートの入れ替え時期なので、同じ國光客運のバスの中でも付いてるものと、付いてないものがあるんですが、ここら辺が良い点です。
運良くUSB付きのシートに当たったら、充電を試してみても良いと思います。
最後に國光客運に乗ったら、降りる場所がこちらです。
台北駅の東口3番出口に降ろされるので、ここからタクシーに乗ったり、台北市内を走る地下鉄 (MRT)に乗ったりして、泊まる予定のホテルやゲストハウスにチェックインしてみてください。
ほかのバス会社はこんな感じ
ここまで國光客運を大プッシュしてきましたが、さすがにそれだとえこひいきになるので、ぼくがほかのバス会社に乗った感想を記しておきます。
建明客運
台北市内の行天宮に行くときに乗りました。値段は140元。なかなかお高いです。
車内はこんな感じ。意外と設備がボロかったです。これなら大して変わらない國光客運の方がいいですね。
そして一番お勧めできないのが降りる場所の分かりにくさです。こんな目印のないところで降ろされるので、台北に詳しくない人にはオススメできません。台湾人を対象にしてるバスと言えるでしょう。
長榮客運
長榮客運は飛行機のエバーグリーン航空グループが運営しているバス会社です。こちらは125元でなかなか良かったです。
室内は桃園空港から出ているバスの中で一番綺麗。降りる場所がホテル前に設定されているので、自分の予約していたホテル前に長榮客運が止まるのであればこちらを利用するのも良いでしょう。
ただほかのバス会社同様、わかりにくい場所に止まるので、上に書いた目的以外の場合の利用はオススメできません。
用途にあった場合のみ、ほかのバス会社は選ぶことをオススメします!
最後に 2017年3月から空港と台北駅をつなぐ桃園MRTが開通しました
というわけで、桃園空港からのバスの乗り方はいかがでしたでしょうか?
台湾では桃園空港から台北駅まで地下鉄を作っていて、ついに2017年3月に開通しました。
桃園空港から台北駅までの地下鉄料金は160台湾ドル(約640円)で、快速は35分で台北駅まで行くことができます。
【関連記事】
【動画付】台湾の桃園空港から桃園地下鉄(MRT)で台北駅まで行く道順解説
https://maeharakazuhiro.com/taoyuan-mrt/
桃園空港(桃園国際空港)から台北駅で行くのは、深夜0時以降の終電が終わった後に利用するのがオススメです。
賢く使い分けてみてください。
ではまた。
【関連記事】
(桃園空港でやる入国審査、両替、SIMカード契約、地下鉄、バスなどをまとめています)
↓↓
コメント