フランスが親日の国って知ってましたか?
どうもみなさん、こんにちは。オーストラリアのタスマニアでワーホリ中のまえちゃん@Maechan0502です。
さて現在はタスマニアの真ん中でさくらんぼ摘み(チェリーピッキング)をやっているんですが、ここに来る数日前まではキャンプサイトでテント生活をしてました。
そこには全然日本人、むしろアジア人がいなく、ドイツ、フランス、イタリア人が多い場所でした。
そんな中である2人の日本が大好きなフランス人と友達になったので、今日は彼らを紹介します。
オタク級に日本のアニメやマンガに詳しいフランス人のヤンとローマン!!
キャンプサイトにいたのが、このフランスから来たヤンとローマンです。右のイケメンがヤンで、左のひげもじゃがローマンになります。
前に『のだめカンタービレ』というクラシック音楽を描いたマンガでオタクなフランス人が出てきましたが、彼らもその通り日本が大好きなフランス人でした。
ジブリのアニメは『耳をすませば』と『風立ちぬ』以外全部観てるし、久石譲のジブリ音楽コンサートライブのDVDもチェック済み。気づけばローマンはキャンプサイトのキッチンで『風の谷のナウシカ』のテーマを歌ってるくらいです(笑)
それだけではありません。
『ガンバスター』や『エヴァンゲリオン』、『ガンダム』、『ドラゴンボール』、『るろうに剣心』、そして『聖闘士(セイント)星矢』までも知ってました!!
『聖闘士(セイント)星矢』は「古いのはいいけど、新しいのはダメだよね」と日本人と同じような感想を言うくらいです。
おそるべし、フランス人……。
フランスにはジャパンエキスポという日本を紹介するヨーロッパで最大のイベントが開かれますが、さすがとうなづくほどのオタクっぷりでした。
ローマンのよくわからないポーズ
それだけではありません。
ローマンは大学時代に映画関係の専攻をしていたので、黒澤明作品を全部観てました……。特にお気に入りの作品は三船敏郎が初出演した『酔いどれ天使』と誘拐事件を描いた『天国と地獄』だそうです。
10作品も黒澤明監督の作品を観ていないぼくは、もっと日本のことについて知ろうと反省しました。
また『クローズZERO』や『バトルロワイヤル』も観ていて、『バトルロワイヤル』で深作欣次監督を知ったそうです。
その後ローマンwikipediaで深作監督がヤクザ映画を撮っていたことを知ると、さかのぼってそれもチェックしていました。どれだけ日本が大好きなんだ……!?
ヤクザポーズで写真に収まるぼくら
極めつけはローマンが剣道をやっていることでしょう。
写真を見せてもらいましたが、こんなに日本文化を好きでいてくれてることに感動しました。
ヤンと日本人の女友達と戦隊もののポーズ
なんでもフランスでは日本のマーシャルアーツ(格闘術)が人気があるそうで、柔道はサッカーの次に競技人口が多いスポーツだそうです。剣道も5000人しかフランスではやっていませんが、フランスがヨーロッパで一番強いそうです。
ぜひ彼らが日本に来たら案内してあげたいし、自分もフランスに行ってみたい!!
ぼくはこっちにきてヨーロッパの人と話すのに、ちょっとビビっていました。どうしても同じ場所にアジア人とヨーロッパ人がいたら、アジアの人と話してしまいます。
でもヤンとローマンに出会えて、それがなくなりました。
むしろまったくアニメや映画に興味がない日本人より、彼らに親しみを感じます(笑)
やっぱり外見とか、言葉は関係なくて、最終的にはお互いの内面で付き合えるもんなんだと実感しました。
紳士的な彼らはぼくや友達がフランスに行ったら、スケジュールを開けて案内してくれると約束してくれました。
モンサンミッシェルの近くの地域に住んでいるので、ぜひ行ってみたいです。
逆に彼らが日本に来たら、日本の超ディープスポットを案内してあげたいです。うちの家の近くに黒澤明スタジオや黒澤明映画のロケ地もあるし、ぜひ案内してあげたいなと。
またひとつ英語をうまくなろうと、強く思いました!!彼らに会えただけでタスマニアに来たかいがあったとおもいます!!
そんな感じでぼくは楽しくやってます。
ではまた!
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