台湾旅行に行くための飛行機と空港の違いは?羽田、成田、関空からのフライトを徹底比較しました!

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台湾旅行に行くために羽田、成田、関空から台湾へいくつの航空会社が飛び、値段はどれくらいなのか徹底比較してみました。

こんにちは。台湾渡航歴20回以上、ついには台湾に住んで3年目のまえちゃん@Maechan0502です。

前回遊びながら台湾へ行く方法を飛行機、船、そして泳ぐ方法まで含めて調べたのですが、やっぱり飛行機が現状ベスト!でもどの飛行機で行ったらいいの?という情報はぼくも気になります。

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そこで今回わかりやすさを心がけて、スカイスキャナーという航空券比較サイトで台湾行きの飛行機のチケットを徹底比較してみました。

これから台湾へ行きたい方への参考になればとても嬉しいです。

では行ってみましょう!

目次

台湾旅行をするためのフルサービス航空会社とLCC (格安航空会社)の違い

さて近年LCC (格安航空会社)と呼ばれる格安航空会社の名前を聞くようになってきました。日本から台湾の間でもたくさんのLCCが飛んでいます。

この記事でも従来のJALやANAを始めとする航空会社と、LCC (格安航空会社)を紹介します。しかしその前に要点を絞って2つの飛行機の違いを図にしたので、自分のその時の状況に合った飛行機を選んでみてください。

2つの航空会社の違い
項目 フルサービス航空会社 LCC (格安航空会社)
値段 高い (往復5万円くらい) 安い (片道8,000円〜)
チケット 往復が基本 片道が基本
日程 決まっている人向け 片道のみ or 決まってない人向け
日程変更 無料でできる 有料で変更しないといけない
フライ予定 日中が多い 早朝 or 深夜が多い
荷物 23キロまで無料 預けると別途料金がかかる
機内食 有り なし (注文すれば購入できる)
シート選び 無料 有料
マイレージ 貯まる 貯まらない

比較するとフルサービス航空会社は名前の通り、サービスが手厚いことがわかります。一方LCC (格安航空会社)はコスト削減が徹底されているので、非常にサービスが悪いです。

しかしLCCの魅力はなんといっても値段!日本から台湾まで往復2万円以下でいけるのは、非常に魅力的です。

台湾旅行を短期間でするならフルサービス航空会社がオススメ

ぼくのおすすめは台湾旅行を2泊3日や3泊4日のツアーでいくならフルサービス航空会社を利用することです。

中華航空やJALなどに乗って機内食を楽しみ、台湾に早朝着、日本への帰国を夕方から夜にして短い時間を存分に楽しむのがいいでしょう。

仕事の都合で予定の日程をずらさないといけなくなっても、スムーズに航空会社が対応してくれます。

台湾旅行に低予算や一人旅、留学で行きたいならLCC (格安航空会社)がオススメ

台湾旅行を安くしたかったり、じっくり一人旅でまわりたかったり、留学で行くならLCCが便利です。また格安旅行を自分で組みたかったらこちらがオススメでしょう。

なんといっても値段が安いですし、台湾まで片道3〜4時間のフライトなら席が選べない、機内食がないというデメリットも気になりません。

一度取ったLCC航空券の予定変更はプラン次第では難しいので、「絶対この日程なら大丈夫!」という人向けです。

このフルサービス航空会社とLCC (格安航空会社)の違いを頭に入れて、羽田、成田、関空から出ている台湾行きの航空会社を見てみてください。

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片道数千円のチケットを買って、海外旅行に行こう。LCCの航空券の予約を画像付きで全部解説します。

台北松山空港と台湾・桃園国際空港との違い

台湾桃園空港と松山空港

東京には羽田空港と成田国際空港の2つがあるように、台北にも台北松山空港と桃園国際空港があります

地図を見ていただくと一番わかりやすいのですが、台北松山空港は台北市内に、桃園国際空港は台北市内から少し離れた桃園縣に気付くでしょう。

これは羽田空港が東京都内にあり、成田国際空港が千葉県にあるのと非常に似ています。羽田空港と台北松山空港は国内線中心ですが、国際線も発着しています。一方成田国際空港と桃園国際空港は国際線の発着が中心です。

だから羽田空港から台湾に行こうとすると、台北松山空港に到着します。両者を往復しているのはフルサービス航空会社であり、台北市内のアクセスが非常に良い代わりに航空券の値段が高くなります。

成田国際空港から台湾に行くと、桃園国際空港に到着します。こちらはフルサービス航空会社とLCC (格安航空会社)の両方が運行しており、乗れる飛行機の選択肢は多くなります。

しかし桃園国際空港から台北市内へはバスで50分から80分ほどかかるので、成田国際空港と同じようにアクセスが悪くなります。

東京・羽田空港から台湾へ行く

羽田空港 01

羽田〜台北松山空港間のフライト時間

フライトの時間は往路が4時間前後、復路は2時間40分~2時間55分が目安です。

羽田空港から運行している航空会社

東京・羽田空港から台湾・松山空港間は4社が直行便を運行しています。日本航空 (JAL)、全日空 (ANA)、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)です。

日本航空 (JAL)と全日空 (ANA)は日本、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)、台湾に拠点を置くフルサービス航空会社になります。

羽田から台湾行きへのチケットの値段

スカイスキャナーで平均的な片道航空券の金額を計算したところ

羽田〜松山空港間だフルサービス航空会社のみなので、安い航空券は往復で5万円台でした。

台湾松山空港から台北市内への交通手段

台北MRT

飛行機の値段は高くなりますが、松山空港から台北市内の中心部へはMRT (台北市内を通る地下鉄)に乗ると約15分〜25分で着きます。台北駅までは約16分です。

またタクシーも初乗り70元 (約280円くらい 1元=4円計算)なので、タクシーでホテルまで行くのもアリです。

おカネはかかりますが、東京から台湾へ行く時に数日間の短い滞在期間を存分に楽しむなら、東京・羽田空港から台北松山空港への便はベストだと言えます。

成田国際空港から台湾へ行く

成田空港 3

成田〜台湾桃園国際空港間のフライト時間

フライトの時間は往路が3時間30分~4時間5分、復路は3時間15分~3時間25分が目安です。

成田空港から運行している航空会社

成田空港から台湾・桃園国際空港間は9社が直行便を運行しています。日本航空 (JAL)、全日空 (ANA)、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)、キャセイパシフィック、デルタ航空、そしてLCC (格安航空会社)のスクートとバニラエアです。
です。

日本航空 (JAL)と全日空 (ANA)は日本、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)、キャセイパシフィックが香港、デルタ航空がアメリカに拠点を置くフルサービス航空会社になります。

LCC (格安航空会社)のスクートはシンガポールを拠点にしており、バニラエアは全日空 (ANA)を親会社にしています。

成田から台湾行きへのチケットの値段

スカイスキャナーで平均的な片道航空券の金額を計算したところ

東京の成田国際空港からだとLCC (格安航空会社)で片道が通常1万円台、セールで数千円台、繁忙期だと2万円台になります。往復のLCCのチケットだと安い時で2万円を切ります。

フルサービス航空会社だと安い航空券は往復で3万円台からです。

桃園国際空港から台北市内への交通手段

桃園国際空港から台北市内までは直通のバスで50分から80分ほどかかります。値段は100元から150元 (約400円から約600円 1元=4円で計算 )ですので、直通のバスで行くのが一番安くて便利です。

桃園国際空港から台北市内までタクシーで行くと、約1,300元 (約5,200円くらい 1元=4円計算)です。

マエハラの考察

成田空港 1

スカイスキャナーで成田空港発の安い航空券を眺めていると、LCC (格安航空会社)も、フルサービス航空会社も値段が2万円代後半から3万円台であまり値段が変わらないことがあります。

この場合だと、ぼくのオススメはフルサービス航空会社です。機内食を食べられたり、荷物の持ち込みが23キロまで無料でできます。だから成田から往復3万円台で行くなら、チャイナエアラインやエバー航空を利用したほうがいいです。

また台湾から成田までLCC (格安航空会社)を使うと、フライトの時間が深夜3時から早朝の6時になる場合が多いのも成田空港の特徴です。あまり無理をしたくない人は成田でのLCC (格安航空会社)の利用をオススメしません。

LCC (格安航空会社)を使うなら、成田から台湾への往復のチケットを1万円台から2万円台前半でゲットした時でしょう。こちらはセール期間を狙うといいです。

大阪・関西国際空港から台湾へ行く

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関空〜台湾・桃園国際空港間のフライト時間

フライトの時間は往路が2時間40分~2時間55分、復路は2時間30分前後が目安です。

関西国際空港から運行している航空会社

大阪・関西国際空港から台湾 (桃園空港)間が7社が直行便を運行しています。日本航空 (JAL)、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)、キャセイパシフィック、そしてジェットスターアジアとピーチアビエーションです。

日本航空 (JAL)は日本、中華航空 (チャイナエアライン)、長榮航空 (エバー航空)、復興航空 (トランスアジア)は台湾、そしてキャセイパシフィックは香港に拠点を置くフルサービス航空会社になります。

ジェットスターアジアとピーチアビエーションはLCC (格安航空会社)です

関空から台湾行きへのチケットの値段

スカイスキャナーで平均的な片道航空券の金額を計算したところ

大阪の関西国際空港からだとLCC (格安航空会社)で片道が通常1万円台、セールで1万円台を切る値段、繁忙期だと2万円台になります。

フルサービス航空会社だと安い航空券は往復3万円台からです。

桃園国際空港から台北市内への交通手段

桃園国際空港から台北市内までは直通のバスで50分から80分ほどかかります。値段は100元から150元 (約400円から約600円 1元=4円で計算 )ですので、直通のバスで行くのが一番安くて便利です。

桃園国際空港から台北市内までタクシーで行くと、約1,300元 (約5,200円くらい 1元=4円計算)です。

マエハラの考察

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関西国際空港から台湾へ行く場合も、往復のチケットの値段があまり変わらないことがあります。LCC (格安航空会社)とフルサービス航空会社の値段が、2万円台後半から3万円くらいです。

この場合、時間と金額の開きを確認することが大事です。

関空発のフルサービス航空会社は、関空を夜の19時に発ち、台湾に21時に到着。そして台湾を朝の8時半頃に出発し、関空にお昼に到着する便が安いです。

一方でピーチ・アビエーションやジェットスターなどのLCC (格安航空会社)は関空を早朝に発ち、台湾にお昼頃に到着。帰国は台湾を18時くらいに発ち、関空に22時に到着する便があります。

もちろん都合によるのですが、このスケジュールの値段が同じだと、ぼくは関空からLCC (格安航空会社)を使うことをオススメします。

成田空港と違って、関西国際空港は台湾から関空着の便が日中に着く便が多いです。台湾発成田着の便は深夜から早朝にかけての便が多いので、まだ関空はLCC (格安航空会社)が使いやすいと感じます。

まとめ 羽田、成田、関空で特長が違う

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ではまとめます。

  • 羽田空港からは台北松山空港へ到着。利便性の良い
  • 羽田からのデメリットはフルサービス航空会社のみなのでチケットの値段が高い
  • 成田空港からは台湾桃園国際空港に到着。利便性が少し悪い
  • 成田空港はLCC (格安航空会社)が出ているので、安い時は2万円以下で往復行ける
  • 関空からは成田と同じく、台湾桃園国際空港に到着。利便性は少し悪い
  • 関空からもLCC (格安航空会社)が出ているので、安い時は2万円以下で往復行ける

以上です。2015年2月の状況はこんな感じです。

しかしドンドン変わっていって、成田空港からは第3のLCC (格安航空会社)のタイガーエアが、2015年の春から運行します。また2015年の夏にはLCCのピーチ・アビエーションが羽田から台湾への便を飛ばすことが計画されています。

参考:タイガーエア台湾:3月末または4月初めに成田 〜 台北を開設 – 海外ツアーが販売開始
  :ピーチ、東京/羽田〜台北/桃園線乗り入れへ

ますます日本と台湾の距離が近くなるようで、非常に楽しみです。特に羽田空港が近い横浜住みのぼくとしては、ピーチの運行に期待大!ようやく横浜から成田まで2時間以上かけていくという苦行から解放させられそうです。

また今回は航空券比較サイトのスカイスキャナーで航空券の種類と値段、空港から台北市内へのアクセスを比較しただけでした。

実際に3泊4日の短い旅行は航空券とホテルを別々に取ったほうがいいか、それともJTBやHISのツアーで行ったほうがいいか、いまだによくわからないと思うので、次回はツアーと航空券を取っていく旅行の比較をしてみます。

航空券を調べたい場合はスカイスキャナーが便利なので、ぜひ使ってみてください。

⇒ スカイスキャナー

ではまた!

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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