マレーシアのクアラルンプールで、1泊2.5万円のプール付きリゾートホテルがあるのを知っていますか?
こんにちは。マレーシアのクアラルンプールで旅行を楽しんだまえちゃん@Maechan0502です。
さて今回ぼくはマレーシアのクアラルンプールに泊まったんですが、そこで滞在した高級リゾートホテルのVilla Samadhi(ヴィラサマディ)がすごかったんで、レビューしてみたいと思います。
なんとここは高級ホテルと言いつつ、1泊2.5万円のコスパが抜群によく、プールまでついていたので最高でした。
もしクアラルンプールでゆっくりしたいなら、大人の隠れ家的なこのホテルをオススメします。
ではどうぞ!
マレーシアのクアラルンプールにある高級ホテルリゾートのVilla Samadhi(ヴィラサマディ)とは
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)は、クアラルンプール市内の住宅地にある高級リゾートホテルです。
ただ高級ホテルと言いつつ、周囲には高級マンションやアメリカ大使館などがあり、完全なる住宅街に位置しています。
こんな閑静な住宅街に、プール付きの大人の隠れ家のような高級ホテルがあるのが面白いところです。
まるでマレーシアの南の島を訪れたかのような雰囲気に包まれているので、クアラルンプールで観光せず、ゆっくりしたい人におすすめのホテルだと言えます。
もちろんスタッフのホスピタリティも抜群ですし、朝食のビュッフェも最高!
地下鉄の駅から離れているので、タクシーか、配車アプリのGrabでこのホテルに行くことをおすすめします。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の部屋のグレード
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)には全部で21部屋があります。
全部の部屋の内装が違うのがこのホテルの面白いところで、同じへ部屋は一つたりともありません。
ただホテルの部屋のグレードは3種類に分かれています。
- ラックス クリブ ダブルルーム (約2.5万円)
- サラン ダブルルーム (約3万円)
- ザ ロフト ダブルルーム (約4万円)
今回ぼくはラックス クリブ ダブルルームに泊まったんですが、そこは2階にあって窓からの眺めがちょっと悪かったです。
グレードの高い部屋は窓を開けると目の前にプールがあったり、ロフトのある部屋で寝ることができます。
ホテルのプールが近いほうがいい人は、1泊3万円のサラン ダブルルームあたりがおすすめです。
あとこのVilla Samadhi(ヴィラサマーディ)は、どの部屋も2人しか入れません。
2歳未満の赤ちゃんも入れないので、家族連れには向いていないホテルです。
できればカップルで泊まることをおすすめします。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の外観とフロント
それではここからホテルの中身を紹介します。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)はクアラルンプール市内の高級住宅地にひっそりと建っています。
写真の通り、遠くにはクアラルンプールのランドマークであるツインタワーが見えますが、周囲は全くまったく観光地やホテルなどはありません。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の目の前は高級なコンドミニアムがあり、周囲にはアメリカ大使館などもある、閑静な住宅街でです。

入り口もこの通り、ただの家かと見間違ってしまう外観になっています。
何度かタクシーをここに呼んだんですが、運転手さんもただの家だと勘違いするほとでした。
ただちゃんとガードマンが立っていて、名前を告げると門を開いて中に入れてくれます。
ガードマンもホスピタリティーあふれているので、この人たちに頼れば大丈夫です。
中に入ると、巨大なマレーシア建築の家が見えました!
ここが大都会クアラルンプール市内にひっそりと佇(たたず)む、高級リゾートホテルのVilla Samadhi(ヴィラサマディ)です。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)はマレーシアらしい建築やサービスを意識したリゾートホテルなので、藁葺き屋根や岩石を使ったホテルになっています。
中に入ると左手にチェックインカウンターがあるので、ここでホテルの受付の人に名前を告げて、パスポートを渡して、手続きをする必要があります。
本当にリラックスできるいいホテルなので、チェックインできる14時に早々としてもいいと感じました。
デポジット(保証金)は1泊200リンギット(約6,000円)です。その金額を現金で持っていないと慌ててしまうかもしれません。
ぼくも2泊だったので、400リンギット(約12,000円)請求され、一瞬焦りました。
ただデポジットはクレジットカードでも支払えたので、クレジットカードさえ持っていれば慌ている必要はないかと思います。
ルームキーは部屋にあるので、チェックインが終わったら、スタッフに部屋を案内されます。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)はチェックインカウンターの奥にプールが見える、信じられないくらいリゾートな作りです。
ぼくもチェックインした時に驚いて眺めたかったんですが、部屋の案内が先だったんで、黙ってスタッフについて行きました。
こんなにもチェックインした時点で、プールに釘付けにされるとは思わなかったです(笑)
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の部屋の内装とベッド
今回ぼくはVilla Samadhi(ヴィラサマディ)でラックス クリブ ダブルルーム という1泊650リンギット(約2万円)ほどの一番安い部屋をとりました。
1泊650リンギット(約2万円)なんですが、これに朝食代とサービス料がかかってくるので、合計するとだいたい1泊2.5万円くらいです。
というわけで、今回はこの部屋をレビューしたいと思います。
部屋は広々としていて、だいたいテニスコートの半面ほどありました。こちらがソファーと机です。寝転べるほどのソファーとフカフカの肘掛椅子が並べられています。
また部屋全体は間接照明が中心で、ちょっと夜になると暗い印象になるんですが、それはそれで落ち着いた雰囲気でよかったです。
奥まったところにダブルベッドがあり、すごくゆっくり休めます。ベッドのスプリングはそこそこ硬いので、柔らかすぎて沈み込むほどではなかったです。
また部屋の電気は両サイドのスイッチで消すことができ、コンセントもちゃんと枕元にありました。
さすが高級リゾートホテルという感じでしょうか。
また2日目の清掃時が終わった後、ベッドの上に寝酒(ナイトキャップ)のための蒸留酒も置いてありました。
マレーシアは元イギリス植民地だったので、その流れを汲んで寝酒(ナイトキャップ)用のお酒が置いてあったんでしょう。
寝つきを良くするために置かれているお酒の量はほんのわずかで、さすがの気配りだと感じたのを覚えています。
ベッドの目の前にはサムスン製のテレビとミニバー、ワインバーが置いてありました。
(ブレブレの写真ですみません。)
ここのホテルのミニバーやワインは有料で、コーラが8リンギット(約240円)ほどだったので、少し高い印象です。
おそらくホテル自体の宿泊費が安いので、ホテルのミニバーやルームサービス、スパなどで、お金を落としてもらう仕組みなんでしょう。
ミニバーに欲しいものがなくてちょっと値段が高いと思ったら、出かける時に水や飲み物を買ってくることをおすすめします。
コーヒーやお茶を入れるための水も汲まれて置いてあるんですが、外の気温が30度くらいなので、すぐに喉が乾いてなくなります。
一方で部屋にはウェルカムフルーツやケーキ、コーヒーやティーバッグも置いてありました。
こちらは無料で、南国らしい珍しいフルーツだらけだったので、日本から来た人は楽しめるでしょう。
奥にあったクローゼットは広々としていて、薄手のガウンの着心地も良かったです。
ただ一つ、Villa Samadhi(ヴィラサマディ)のラックスダブルルームの眺めはちっと残念でした。
窓からの眺めは入り口の駐車場だったので、「だから一番安いんだなぁ」と感じた次第です(笑)
この眺めが嫌だったら、もう少し部屋のグレードを上げる必要があります。
シャワールームと洗面所
部屋にはシャワールームと洗面所も併設されています。こちらがシャワールームですね!
ちょっとオシャレに作りすぎて、天井からシャワーが直角に落ちてくる作りになっています。
若干使いにくかったのですが、まあそこまで問題はありませんでした。シャンプーとボディーソープも完備されているので、シャワーに慣れさえすれば大丈夫です。
そしてVilla Samadhi(ヴィラサマディ)の部屋の魅力は、部屋ごとに室内ジャグジーがついていることです。
これはお風呂ではなく、ぬるま湯が出るプールになっています!
もうこれが豪華だったので、泊まるときはここを楽しみにしてほしいです。
ジャグシーの中にミネラルたっぷりの塩を4杯くらい入れて、ここでリラクッスできます。
ジャグジーから見上げると天窓もついているので、かなり楽しめることでしょう。
プールなので水の温度はぬるいんですが、14〜17時と18時から23時までは少し水の温度が温かくなります。
27〜8度が32〜4度になるので、日本のお風呂のように温かくはならないんですが、それでも寒いのが苦手な人はこの時間に入るといいと思います。
洗面所は撮影しきれていませんが、トイレと洗面所が二つあります。
アメニティーは普通のものの中にタイガーバームなどのマレーシアっぽいものがありました。
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- マウスウォッシュ
- ひげそり
- シェービングクリーム
- 髪留め
- シャワーキャップ
- 耳かき
- タイガーバーム
だいたいこんな感じです。ここにないものは持って行ったほうがいいでしょう。
あとドライヤーもきちんと置いてありました。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)のプールと休憩スペース
部屋の紹介の次は、Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の目玉というべきプールです!!
レセプションのカウンターから見えるほどなので、ここを紹介します。
プールはレセプションの目の前にあるんですが、実はここからは泳げません。だからちょっと遠回りをする必要があります。
入り口の方からまわってくると広場に出て、ここからプールに入ることができます。
プールサイドにはベッドソファーがあり、ゆっくりと休むことができました。
しかもベッドソファーは屋根付きで、バスタオルも完備されています。
手ぶらでプールに入っても、プール上がりに濡れた身体を拭ける気遣いがありがたかったです。
プールは腰まで浸かれるくらいの100cmくらいの深さと、成人男性でも潜れるくらいの190cmくらいの深さがあります。
ここの橋の下は190メートルくらいで、ちゃんと泳ぐのを楽しめるくらいの深さでした。
南の島のリゾートプールには広さでは劣りますが、都会のクアラルンプールでこんなに綺麗なプールを楽しめるなんて、本当に楽しかったです!
10〜16時くらいまでは日差しが強いので、夕方くらいから泳ぐと楽しいと思います。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)の朝食のビュッフェ
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)では予約する時に朝食付きを選ぶと、ホテル内で朝の7時半から10時半まで朝食をとることができます。
食べられるのはビュッフェ形式の朝食と、オーダー式の朝食です。
ビュッフェ形式の朝食はレストランの奥に並べられているので、そこで皿に取って食べます。
ぼくが滞在していた時に並べられていたメニューは以下の通りです。
- おかゆ(ライスポリッジ)
- トースト
- クロワッサン
- サラダ
- ヨーグルト
- フルーツ
- コーヒーと紅茶
メニュー自体はどこにでもあるものですが、一つ一つのクォリティーは高かったです!
あとトラディショナルトースターという炭焼きでパンを焼くグリルがあり、油断すると黒焦げになりました(笑)
またVilla Samadhi(ヴィラサマディ)ではオーダー式の朝食も食べられます。
普通のホテルはだいたいビュッフェ形式だけで終わるので、ここがこのホテルの面白いところでしょう。
マレーシアの伝統的な朝食から中華風のヌードル、変わりダネではソバも食べられました!
またスムージーなどの飲み物はコックさんにわざわざ作ってもらえるので、非常に嬉しかったです。
個人的にはジンジャースムージーが美味しかったので、ぜひ泊まった際には頼んでほしいと思います。
朝食オーダーでぼくはそばを注文したんですが、本物のそばの上にもやしとパクチーが載っていて、東南アジアアレンジのそばを楽しめました。
他のホテルはビュッフェだけで朝食の追加料金が2,000円かかったりするんですが、ここはオーダー式の朝食もついてくるので、満足度があってすごくよかったです。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)のルームサービス
あとはちょと箇条書きにVilla Samadhi(ヴィラサマディ)のサービスを紹介ましす。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)にはルームサービスもあり、だいたいメニューは40〜100リンギット(約1,200円から3,000円くらい)でした。
メニューはイギリス風のフィッシュアンドチップスやチキンライスなどがあります。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)のマッサージもある
またVilla Samadhi(ヴィラサマディ)にはマッサージスパもあり、フロントに頼むと受けることができます。
フットマッサージから全身マッサージまであり、1時間6,000〜1万2,000円くらいです。
Villa Samadhi(ヴィラサマディ)には最上階にバーもあるし、レストランも併設されてる
ぼくは利用しませんでしたが、最上階バーもあるし、朝食をとった場所は昼以降にレストランになります。
メニューは見ませんでしたが、目安としてだいたい1品20〜100リンギット(600〜3,000円)見ておけば大丈夫でしょう。
予約すれば、こんなプールの上で食事もできるので、試してみたい人は予約してみてください。
フロントのレセプションに相談すればできるはずです。
最後に クアラルンプールホテルのVilla Samadhi(ヴィラサマディ)に泊まってみた感想
さてどうだったでしょうか?マレーシアのクアラルンプールにある高級リゾートホテルの「Villa Samadhi(ヴィラサマディ)」は?
さいごにぼくが泊まった感想を述べると、良いところは5点です。
- 1泊2.5万円でプール付きの高級ホテルに泊まれる
- 南の島に行かずとも、ホテルについているプールでリラックスできる
- 部屋についているミニプールジャグジーが気持ち良い
- スタッフさんのホスピタリティが抜群にいい
- オーダー形式の朝食がとてもいい
他にも挙げればきりがないんですけど、今回本当に良かったのはこのホテルのプールとリラックスできるホスピタリティでした。
とにかく部屋やプールサイドが快適設計されているので、外に出歩かずにホテルでのんびりしたい人にはぴったりです。
ぼくはマレーシアの南の島であるランカウイ島のリゾートホテルからクアラルンプールのこのホテルに滞在したんですが、まさか大都会のKLでこんなにリラックスできるとは思いませんでした。
またホテルのスタッフはガードマンからレセプションのスタッフに至るまでホスピタリティーにあふれており、こちらに優しく接してくれます。
残念ながら日本語は通じないんですが、この丁寧な接客があるので、日本人でも快適に過ごせるでしょう。
反対に的にぼく的に物足りないというか、注意してほしい点は下記の3つです。
- ホテルが駅から離れているので、観光に不向き
- 1部屋に2人しか泊まるので、カップル向き(家族連れは事実上無理)
- なかのミニバーやサービスなどが割高
このVilla Samadhi(ヴィラサマディ)は高級住宅街にある隠れ家的ホテルなので、ホテルでゆっくりするのを目的に作られています。
だからかなり観光するには交通のアクセスが不便なので、観光したい人はKLセントラル駅のアロフトホテルやホテルマジェスティックあたりに滞在したほうがいいでしょう。
近くにツインタワーなどの観光名所もありますが、夜に食事に行くくらいがちょうどいいです。
また1部屋に2人しか泊まれてないので、家族連れは無理でした。2歳未満の子供も泊まれないので、本当にカップル用のホテルという感じです。
ただカップルや友達と2人で泊まるなら抜群にいいホテルなので、本当に目的に合ったらここに泊まってほしいと感じます。
あと調子に乗ってルームサービスなどを頼んでいると、チェックアウト時に1万円くらいの明細が渡されるので、そこは要注意です(笑)
でもぼくは2泊3日の宿泊でしたが、本当に最後にチェックアウトするのが本当に名残惜しかったです……。
また泊まりたいし、次はもっと部屋のグレードを上げて滞在したいと思います。
クアラルンプールでリラックスしたいなら、ここのホテルがベストなので、観光せずにホテルに泊まりたい人は泊まってみてください。
間違いなくぼくと同じように満足できるはずですから。
ではまた。
【クアラルンプールホテルのVilla Samadhi(ヴィラサマディ)】
【値段】
予算に余裕があるなら、部屋のベランダからプールに飛び込める設計になっているサラン ダブルルーム (約3万円)がおすすめ。
- ラックス クリブ ダブルルーム (約2.5万円)
- サラン ダブルルーム (約3万円)
- ザ ロフト ダブルルーム (約4万円)
1リンギット=30円計算 (2018年4月現在)
【予約方法】
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