ワーホリに行ったら本当に人生は変わる?オーストラリアワーホリを終えて2年経ったぼくが、自分自身と当時出会った人たちについて語ってみたい

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私のつまらない人生はこの仕事を辞めて、海外に行ったら変わるだろうか?そんなことを会社で思いふけったりしていませんか?

こんにちは。2年前までオーストラリアで1年間ワーホリしていたまえちゃん@Maechan0502です。

さてぼくはオーストラリアワーホリを経て、現在台湾でブログを書きながら住んでいるんですが、ワーホリする前は「本当にワーホリは自分の生き方を変えてくれるのだろうか?」と不安でたまりませんでした。

ワーホリの準備をしてた2012年当時、ぼくがネットを検索してみたらワーホリじゃ英語は覚えられないし、結局日本に戻って同じ仕事をするだけと書かれていたからです。ましてや結果を出した人なんてほぼ見当たりません。

しかしあれから4年が経ち、今度はぼくが自分自身の経験とまわりの人がどうなったか?を少しは話せるようになりました。

そこで今回はワーホリの準備を始めてから4年経ったぼくが、海外に出たら人生は変わるのか?という現実を語ってみたいと思います。

ではどうぞ。

目次

ワーホリで自分の人生を変えられるかはわからないけど、大事なのは目標を持つこと

さて結論から言うと、ワーホリで人生は変わるか?と聞かれたら、ぼくはこう答えます。

ワーホリだけで人生はたぶん変わらないです。でも個人的な経験を話すなら、ワーホリ中に大きな目標を持ってください。そして行く前から、ワーホリ中も、行った後も地道にがんばってください。

そうすれば、あなた自身の人生は少しは変わります、と。

これがぼくがオーストラリアワーホリを終わって、2年経って言える事実です。

フィリピン英語留学を経て、海外で起業した友達の話

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たとえばちょっと例がワーホリからずれるのですが、ワーホリに行く前にぼくが経験したフィリピン英語留学では、当時海外起業したいと言っていた健太という日本人クラスメイトがいました。

彼の言うことを当時はみんな「へー、そうなんだ」で終わらせていましたが、彼はその後ぼくがワーホリをしている時にフィリピンで起業しました。そして今ではランサーズというクラウドソーシングの会社のフィリピン支社長を任せられるほどになっています。

目標を持って時間をかけて一歩ずつ努力していれば、みんながビックリする結果を生む良い例だと思います。

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でもワーホリした時に目標もなく、あがきもしなかった人は変わっていない

パース図書館前

しかし合わせて、当時目標を持っていなかった人は全然変わっていない現実もぼくは言わなければなりません。

たとえば先日ぼくがワーホリ時代の友達と会ったら、「私のワーホリに何も期待しなかった代わりに、本当にワーホリでは何も起こらなかった」と言っていました。

他にも当時の出会った人たちを考えてみると、あの時目標を持っていなかった人は終わった後も同じような会社で働くか、派遣社員をしている人が多いです。

何も望まなかった代わりに、積み重ねなかった人は、それ相応の結果が待っている。それがぼくがフィリピン英語留学とワーキングホリデーを終えて2年経った今、感じつつある現実です。

オーストラリアにいた時のぼくは、目標を持って頑張れていたのか?

では一方でこのブログを書いているぼく自身は目標を持って頑張っていたのでしょうか?

しかしちょっとここまで偉そうに語ってきましたが、すみません……。ぼくはちょうど中間のタイプでした。

なぜなら「ワーホリが終わっても海外で収入を得ながら暮らしたい」という目標を持っていたはいいけど、全然自分自身のワーホリは地に足が付いていなかったからです。

ぼくはワーホリでやりたいことはたくさん持っていたけど、ワーホリをするための土台ができていないアホな男でした。

たとえば当時のぼくはもう日本で就職したくなかったから、ワーホリで自分の手でモノを売ったり、ブログの収益を得ようと試行錯誤していました。

わざわざ和紙の折り紙を探し出し、2.5キロもするたこ焼き機を持って、オーストラリアの路上で売ろうとしていたのです。他にも月数千円の収益のブログを作り、更新に励んでいました。

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しかし今振り返ると、それよりももっと貯金をしろ!とぼくは言いたくなります。

今だからこそ話せますが、ぼくはせっかく100万円貯めたのに、ワーホリに行く前のフィリピン英語留学で使いすぎ、結局ワーホリに30万円しか持って行くことができませんでした。

しかもオーストラリアへ向かう途中、楽天カードから11万円の請求が届くという悪夢というか、計画性のなさ付き。

将来的の目標を持っていたのは今でも自分を褒めたいと思いますが、計画性のない自分にはビルの2階から重力のかかった飛びひざ蹴りをかましたくなります。

普通日本人ならオーストラリアに50万円くらい持っていくのが最低限なのに、たった19万円しか持っていかないとは……。

お金に対する考えが、砂糖を限界までぶち込んだコーヒーのジョージアマックス並みに甘いとしかいいようがありません。

おまけにオーストラリアのメルボルンに着いたぼくに待っていたのは、コーラのペットボトルが400円という超物価高。そして日本食レストランの仕事をたった3日でクビになり、住み始めたシェアハウスの隣人とトラブルになるという本物の悪夢でした……。

最初に着いたオーストラリアのメルボルンの部屋の中でやるべき仕事探しと、やりたかったことについて悩んだ

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なんでこんなことになったんだろう?

恥ずかしくて誰も相談できないメルボルンの部屋の中で、ぼくはそう思いました。

いざ現実にぶち当たると、海外でモノを売ったり、ブログで月10万円稼ぐなんて夢のまた夢。それよりもまず仕事を探して、まともな収入を得ることの方が先決でした。

ぼくにはやりたいことはたくさんありましたが、目の前の極貧の現実の前ではどれもかすんで行ってしまいそうだったのを覚えています。だってお金がなかったら、日本に帰国せざるをえないゲームオーバーが待ち構えているのですから。

でもぼくは忘れるのがイヤで、気付いたら持っていたノートに必死にやりたいことを書き留めていました。

  • オーストラリアで外国人の友達を作りたい
  • ブログで月の収益を10万円得たい
  • オーストラリアを一周したい
  • 給料いい仕事に就きたい
  • ワーホリ期間中に100万円貯めたい
  • 英語力をあげたい
  • 台湾人の女の子と付き合いたい

真っ白なノートにやりたいことを書き綴った紙に書いて眺めてみると、ようやくできそうにないことはあきらめる決心がつきました。そいてそれでもやりたいことは優先順位をつけ、ぼくは今はできなくてもこれだけはやろうと決めようと決めたのです。

もちろん並行して仕事探しをしつつ、この現状を乗り切るために情けないながらも自分の両親に「ワーホリを続けたいから、お金を借りたい」とLINEで電話をかけて。

それが自分の情けない現実を認めてたぼくが、自分の家族に迷惑をかけながらもオーストラリアで切った再スタートでした。

その後、オーストラリアで仕事を探しつつ、自分のやりたいことを追いかけたぼくはどうなったか?

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そこからぼくは残りの11ヶ月、本当の自分の現実を見たオーストラリアワーホリが始まりました。何度も自分のダメさと向き合いながら、それでもあきらめたくない目標を追いかけて。

仕事面ではその後タスマニアでチェリーピッキングをして騙されたり、ローカルのホテル清掃の仕事をしたり、寿司屋でも働きました。

振り返ると、あんなに路上で折り紙を売ってお金を得てやる!と準備していたストリートパフォーマンスはやることなく終わり、たこ焼きを売るアイディアもホームパーティーで披露するだけで、人にまでは売らなかったです。

その面に関しては、自分がホテル清掃や寿司屋で働き、自分で生活できる分だけのお金が得られたのであきらめてしまいました。

あんなに準備していましたのに、終わってみたら準備だけでおしまいになるなんて。

今思うと少しでもやってみればよかったと思います。

たこ焼きパーティー 14

でも今思うと、結局それはぼくがオーストラリアでやりたい最優先事項ではありませんでした。もう1年間しかオーストラリアにいたくないと思ったので、それをやるよりはブログを書いたり、外国人の友達を作ることの方がぼくにとって優先事項だったんだと思います。

そしていざ現実と照らし合わせて振り返ってみると、ダメな目標もたくさんありました。ワーホリで100万円も稼げなかったし、高時給の仕事にもありつけない。そういえば台湾人の女の子とも付き合えなかったです。

だけどノートに書いたオーストラリアを一周したい、外国人の友達を作りたい、ローカルジョブの環境で働きたい、ブログで月10万円得て台湾に住みたいという目標は現実になりました。

あの時、目標を捨てないで本当に良かった。

ぼくはそう思うんです。

まとめ オーストラリアでは壁にぶつかる人が多い。でも自分のやりたいことは忘れないでほしい

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さて長々と書いてしまったので、そろそろ話をまとめてみたいと思います。

個人的な経験とまわりの人のことしかぼくは書けないので、ワーホリに行ったら人生が変わるかどうかははっきり言い切れません。

ただぼくの経験から、ワーホリでやりたい目標だけは本当に持っておいてほしい。それだけは伝えさせてください。

たしかに目標は全部叶うわけではありません。ぼくのように現実を見ておらず、やりたいことと現実のバランスが取れないと人に迷惑をかけることでしょう。

なかなか仕事が見つからない。外国人に話しかける勇気が出てこない。1年も暮らしているのに英語力が伸びない。そうやって自分にできることが少なくて、あきらめそうになる。

オーストラリアの現実を目の当たりにして、やりたかったことを捨てたくなる状況もあるでしょう。

もちろん目標は全部叶うわけないし、時間は有限なので時には捨てることも必要です。でも人から笑われる目標の中には、叶うものもある。

それが3年前にこのブログの月収が751円の時に、ブログで月10万円稼いで台湾に住みたいと言ったぼくから伝えられることです。

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ワーホリだけで人生は変わりませんが、あきらめが悪くワーホリでその目標を持ち続けていたぼくは、台湾に住んでブログで20万円の収入を得られるまでになりました。

夢は叶うよ!なんてアイドルみたいな恥ずかしいことは言えませんし、酷い時のオーストラリアの自分がいたので、格好もつけられません。だけど目標を持っていれば、叶う現実もぼくは知っています。だから、ぼくからは目標を持ってやってみる大事さを伝えさせてください。

あなたのワーホリでやりたいことはなんですか?

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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