1年間ワーホリで海外生活したぼくが本当に必要だった荷物を振り返ってみました。日常生活用品編

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ついに1年間のオーストラリアワーキングホリデーを終えて、日本に帰ってきました。果たしてぼくのキャリーケースとバッグには何が残っていたのか?

1年間の海外生活を終えて最後まで残っていたものこそ、本当に必要だったモノと言えるのではないでしょうか?

というワケで前回の必要だった電子機器編に続き、ワーホリと海外生活で必要だったものを反省も含めて報告してみたいと思います。1年間全く使わなかったものは斜線を引いてその理由も書いて、今後引き続き海外に持っていくモノと置いてくモノに分けています。

では日常生活用品編をどうぞ。

目次

調理器具編

  • トラベルクッカー
  • コンパクト湯沸かし器
  • お茶こしペットボトル
  • 包丁
  • 研ぎ石
  • たこ焼きプレート

まずはトラベルクッカーから行ってみましょう。ぼくは高城剛さんの著書『Life Packing』を読み、「コンセントに差し込めば料理を作れる調理器具」を知ってこの製品を購入しました。

しかし結論から言うとまったく使いませんでした。なぜならシェアハウスにはキッチンがあるし、ホテルではバックパッカーという4~8人部屋に泊まったのですが、そこにも全部キッチンがあったからです。

また東南アジアなどの外食が盛んで、物価が安い地域に行く人も必要ないです。

コンパクト湯沸かし器もお茶を飲むために持っていったのですが、ぼくの住んだどのシェアハウスにもお湯を1分で湧かせるケトルがありました。バックパッカーの宿も一緒です。

よってこれも必要なし。

たぶんトラベルクッカーやコンパクト湯沸かし器を必要とする人は、アメリカやヨーロッパなど物価の高い場所を旅行し、しかも3つ星ホテルなどのキッチンがついていないホテルに泊まる人なんだと思います。

お茶こしペットボトルは台湾で購入しましたが、これはオーストラリアのゴールドコーストで置き忘れてきてしまいました。お茶や紅茶を飲みたい人にはいいとおもいますが、なるべく小さいサイズを購入した方がいいです。ぼくも750mm、500mmを選んできて、結局小さい方が持ち運びに便利なことに気付いたので、次は台湾で一番小さいサイズを購入する予定です。

包丁は持っていって大正解でした。なぜなら海外の包丁は恐ろしく切れ味が悪いからです。フィリピン、オーストラリアに合計1年3ヶ月住んだぼくの良い発見は、「自炊が必要な国で生活するなら切れやすい日本の包丁は必須」でした。あと包丁は機内持ち込み禁止なので、必ずスーツケースにしまいチェックインカウンターに預けましょう。

研ぎ石は必要ないです。あれば便利ですが、お皿の裏で研ぐ方法もあります。あるもので工夫した方がいいです。

問題はたこ焼きプレートでしょう。本当はオーストラリアでたこ焼きを売るつもりで行って、結局面倒くさくてホームパーティーでしか披露しなかったぼくのたこ焼きプレート。合計6~7回使いました。

これが2.5キログラムとバカみたいに重く、ぼくの総重量25キロの預け荷物の約10%を占めていました。

毎回移動するたびに捨ててしまいたくなりましたが、でもホームパーティーで台湾人やフランス人から注目を集め、一気に友達になれたのも事実。ぼくの結論としては話題を集めて友達の輪を広げたので持っていってよかったです。でも重すぎるので次からは持っていきません(笑)

キーホルダー編

  • カラビナ
  • 鍵型USBメモリー 16GB
  • 栓抜き

続いてキーホルダーを紹介します。カラビナはズボンに引っ掛けるキーホルダーだと思ってください。これが使えるんですね。ずっとジーパンに下げてるから、使った後もすぐにズボンに引っかけてなくさないのもポイント。使えます!

鍵型USBメモリーも一緒につけてます。デジカメの写真などのデータを友達に渡す時に使えるのでこちらも便利です。大は小を兼ねるので16GBくらいあった方がいいです。

栓抜きもあれば便利。意外とシェアハウスでも栓抜きがないシチュエーションって多いですしね。韓国人みたいにフォークの柄でビールの栓を開けられればいいんですが、日本人はそんなスキルないので携帯栓抜きを持っていたらラクです。ワンコインで買える値段もお得です。

文房具編

  • 文房具
  • 無印良品のノート
  • モレスキンのメモ帳
  • セロテープ

オーストラリアの文房具は質があまり良くないという話を聞いて持っていったのですが、意外と日本のメーカーのジブラボールペンなどが売ってました。

そしてあまり文房具を使う機会がぼくはなかったです。別れ際に外国人の友達に手紙を書いたり、裏紙にやりたいこととやるべきことを書き出したくらいでした。ボールペンと替えのインク、色付きのペンがどれも2本ずつくらいあればぼくは困らないでしょう。

無印良品のノートは持っていって正解でした。ノートを使って絵を描き外国人とコミュニケーションを取る機会があったり、タスマニア島ではノートに行き先を書いてヒッチハイクもしました。iPadサイズのノートの方が、ヒッチハイク時には一目について便利です。

モレスキンのノートは文庫本くらいのサイズでしたが、小さ過ぎてこれも使わなかったです。結局サイズが小さいと、iPhoneのメモ帳を多用しちゃうんですね。次から持っていくのをやめにします。

セロテープはメガネの柄が折れた時に巻くのに使ってました。これは現地で購入できます。

「何か持ち物が破れた時に貼付けられるように、布テープを5mくらい折り畳んで持っている」と世界中を飛び回ってる高城剛さんがテレビ番組のアナザースカイ出演時に言ってましたが、いいアイディアだと思います。次はマネしてみます。

薬編

  • 常備薬
  • リップクリーム
  • 日焼け止め

常備薬はたくさん持っていった方がいいです。お腹を壊すなら正露丸より赤玉、風邪用の薬、頭痛薬など、1年間海外に行くならどんな病気になるかわからないので、なるべく多く持っていくべきです。

リップクリームもオーストラリアは乾燥しているので、あると便利です。

日焼け止めをぼくは持っていかなかったのですが、オーストラリアの夏は地獄です。特にウルル(エアーズロック)に観光に行くなら日差しが照りつけて厳しいので、持っていくことをオススメします。

男性は現地で購入するもので大丈夫だと思いますが、女性や肌の弱い方は日本で売ってる日焼け止めを持っていくといいでしょう。

紙編

  • 折り紙
  • 手紙

折り紙、全く使わなかったです……。本当はオーストラリアの路上で折り紙を折って売ろうとしたのですが、面倒で全然折ることをやめてしまいました。そもそも折り紙が得意でなかったので、情熱がないことはやらない方がいいです。

手紙は親しい何人かの友達へ書いて渡していました。LINEですぐ連絡が取れる時代ですが、アナログな手紙は手間がかかります。書けるメッセージもメールに比べて少ないんですけど、手間のかかる手紙を書くこと自体に「あなたと出会えてよかった」というメッセージが込められてる気がします。

ただレターセットは現地で購入できるので、持っていく必要は特にありません。

その他の日常使いの持ち物

  • ブラウンモバイルシェーバー
  • 体重計
  • 自転車のチェーン
  • 水中でも写真が撮れるiPhoneケース
  • フランク三浦の時計
  • スクウェア
  • 折り畳み傘
  • サバイバルシート

男性陣に胸を張って勧めたいのが、ブラウンモバイルシェーバーです。海外に持っていくなら手軽さを考えて電動のひげ剃りに決まり!しかも乾電池で動くので、充電を心配する必要もないです。これは持っていった中でトップ3に入るほど便利でした。

体重計は意外と自分の体重だけでなく、荷物を計ったりする時に使いました。しかしこれも次から持っていくかと聞かれたら「NO」です。なぜならこの体重計のタッチボタンの効きが悪くて使いにくいのと、どこのシェアハウスにも体重計があったからです。

自転車のチェーンは自分のキャリーケースを盗難から防ぐために持っていきました。でもオーストラリアのバックパッカーでは自分のキャリーケースをベッドにつながなくても盗まれないし、必要なかったです。

しかしオーストラリアでは自分で中古の自転車を購入して乗っていたので、その自転車をつなぎ止めるのに役立ちました。現地でオーストラリアで自転車に乗りたい方は持っていくといいでしょう。

水中でも写真が撮れるiPhoneケースは持っていってもいいと思います。しかしいつもぼくはプールで泳ぐ時に持っていくのを忘れたので、持っていった意味がありませんでした。ぼくはもう持っていきません。

フランク三浦の時計は文字盤が逆になっているジョーク時計です。いらんかった……。でも腕時計はあってもいいです。

スクウェアは誰でもスマートフォンでクレジット決済できる道具です。これを使えば誰でも商売が始められます。たこ焼きや折り紙を売ろうと思ってその会計のために持っていったのですが、こちらもやる気がなくなったので使わず。いい道具だと思いますが、ぼくには必要なかったです。なんかいい商売ネタが思いついたら持っていきたいです。

折り畳み傘は雨の降ったとき用に。オーストラリアで購入するとたしか2000円くらいします。

サバイバルシートも高城剛さんの『Life Packing』を読んで購入。一度タスマニア島でものすごく寒い日があったのですが、持ってきたこと自体を忘れていたので使わずじまい。もったいないことをしました。でも次も持っていきます。

まえちゃんの反省 本当にワーキングホリデーと海外生活で必要な日常生活品はコレ。

  • お茶こしペットボトル
  • 包丁
  • カラビナ
  • 鍵型USBメモリー 16GB
  • 栓抜き
  • モバイルシェーバー
  • 自転車のチェーン
  • 折り畳み傘
  • サバイバルシート
  • 文房具
  • 無印良品のノート
  • 常備薬
  • リップクリーム
  • 日焼け止め

では結論です。本当にワーキングホリデーと海外生活でぼくが必要だと思える日常生活用品はコレです。ここに並べたぼくの持ち物は海外で3ヶ月以上の長期で暮らし、しかも移動をすることを前提で考えました。

計っていませんが、これで4kgは持ち物ダイエットできました。特にたこ焼きプレートを抜いたのが大きい……。トラベルクッカーも使わなかったのに、重いし、かさばる。次に持っていくのはヨーロッパ旅行をする時でしょう。

決してワーホリで使わなかった持ち物は「どんな海外旅行にも使えないのか?」と言われればNOだと答えます。でも3ヶ月位以上の長期生活ではシェアハウスでキッチンを借りるし、思った以上にキッチングッズは必要ありません。

むしろインスタントな日本食や常備薬の方が重要です。海外生活は食べ物も環境も日本と180度違うので、精神的なストレスを減らす工夫をしたほうがいいです。そしてその精神的なストレスは食べ物が違うことが大きいので、むしろ持っていくモノは食品を持っていった方がいいと感じます。

それでは最後の衣服・貴重品・トラベルパッキンググッズ編に続きます。

ではまた。

海外旅行の持ち物の参考として、高城剛さんの『Life Packing』をカタログ代わりにぼくは調べてました。本屋で立ち読みでいいから一度めくってみてほしいです。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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