みなさん、こんにちは。ワーホリブログとうたっておきながら、iPad miniなどのガジェットや、スーツケースなどの持ち物ばっかり特集してるまえちゃんです。
しかーし、今日は海外に行くからには、役所での手続きが必須になります。
というわけで今日は住民票と国民健康保険、国民年金についてワーホリ前にどうすればいいか紹介します。
1.役所で手続きをする目的
2.最寄りの役所での手続き
3.知っておくと便利な裏技
ではいってみましょう。
1.役所で手続きをする目的
まず住民票を海外に長期間滞在するのに、その自分が住んでいる地域に入れておくということが何を意味するのか?
結論から言うとカネです!カネ!!住民税の支払いと、国民年金と健康保険を支払う義務が発生します。
日本は税金を取る時に属地主義といって「日本にいる時にいる時は税金が発生します!」というルールが法律で決まっています。だから海外に出ると日本にいないので、税金を納める義務は発生しないんですね。
これは余談ですけど、アメリカは属人主義と言って、アメリカ人である限りは世界中のどこにいようが税金を支払う義務があるそうです。
グリーンカード(アメリカに永住するためのカード)をとってもアメリカに税金を払わなくてはいけないので、アメリカに移住したい方は要注意だと思います。
そしてその日本にいることを証明するのが住民票です。
市町村に住民票がある→日本にいることの証明→法律により税金の支払い義務の発生→住民税と国民年金、健康保険の支払い義務の発生!!
という流れで日本国民は日本に税金を払うことになります。
だから海外に住もうと思ったら、まず住民票を抜くか、抜かないかという問題が発生するんですね。
住民票を抜くメリット
1.日本にいない期間は住民税を支払わなくていい
2.国民年金を支払わなくていい
3.なんらかの健康保険を支払う義務がない
合計、月に数万円を日本に居ない期間に節約することができます。ぼくは少なく見積もっても一年間で30〜40万円ほど税金やその他のお金を払わなくていい計算です。
住民票を抜かないメリット
1.国民健康保険は海外の病院の費用も負担してくれる。
もちろん抜かないメリットもあります。国民健康保険は海外でも使うことができるんです。
海外でいったんその国の現金で支払い、そして書類を揃えて日本の住んでた最寄りの役所に提出すると、国民健康保険で負担してくれる分は返ってきます。
ぼくは結局住民票を抜くことを選んだ。
ぼくは一年間オーストラリアでワーキングホリデーをするにあたって、住民票を抜くことを選びました。なぜならオーストラリアで生活しながらも、日本へそんな高いお金を支払う収入が見込めないからです。
というわけでぼくは住民票を抜くことにしました。
年金は2年間以内なら後からさかのぼって支払えるし、国民健康保険で治療費を支払いが返ってくるといっても、書類を揃える手続きが面倒なのだそうです。
以上の理由で、ぼくは本当に住民票を入れておくメリットを感じません。
保険も民間のものを利用した方が安いし、キャッシュレスで利用できるので、どう考えても海外に長期間行く時は住民票を抜いた方がメリットの方が大きいと思います。
2.最寄りの役所での手続き
というワケで実際、私、行ってきました。クルマで近所の区役所に財布と携帯だけ持って。
必要なモノは
運転免許証等の身分証明書
国民健康保険(加入している人は)
だけでした。
海外に行くことを証明するビザとか、航空券のプリントは要りません。
ぼくの手続きは「横浜市の転出届に記入する」のと、「転出届を持って、国民健康保険の取扱窓口に持っていく」、「転出届を持って、国民健康保険の取扱窓口に持っていく(あとから年金を払いたいなら任意加入をする)」
という3点で終了しました。
ものの30分で終わったので、非常に簡単です。
帰国時に転入届を提出するとき
○パスポート
○戸籍全部(個人)事項正目書(謄写本)
○戸籍の付票
がいるそうです。戸籍関係のものは本籍地である場所に取りにいかなくてはならないので、そこが面倒くさいところです。
ぼくの場合は本籍地がある今住んでいる実家にひとまず一年後に帰国する予定なので、パスポートだけ持って区役所で手続きする予定です。
3.知っておくと便利な裏技
いろいろと調べていたら、一年間の住民税を回避する方法がありました。
なんと1月1日に住民票が日本になければ、住民税を払う義務が発生しません!!
ただ1月1日に住民票が日本になくて、さらに一年間以上国外にいることができたらという前提の話です。
だから時間に余裕のある人は一年間ワーキングホリデーをしたあと、ちょっと他の国に寄って観光をして、合計の滞在期間を一年以上に延ばせば、その翌年の住民税は回避できる計算になります。
住民税はその年の分が翌年に請求がきます。
このやり方だと2014年に住民票がなく、かつ一年間以上国外に居れば、2015年に支払う予定だった2014年度分の住民税は支払い義務が発生しない計算になります。
というワケでワーキングホリデーを終えて、すぐに帰国するのは得策ではないでしょう。
まだ帰国分の航空券を取っていない人はどこか物価の安いアジアでプラプラして、帰国日を延ばせば税金の支払いをやり過ごせます。
十数万円か、数十万円なの計算できませんが、その分の税金を支払うくらいならこの際せっかくの海外に行ったんですし、ワーホリ以外の国に行くのもいいでしょう。
まとめ 節税対策をできるようになろう
いかがでしたか?いろいろと「オレ、かなり知っているから!」という風に書いてみましたが、ぼくはここに書いた詳しい事実を住民票を抜いた後に知りました。
父親に「税金や年金がかからなくなるから、とりあえず抜いてきなさい!」と言われるがままに抜いてきたので、偉そうに書いてすみません!!しかも父親からメモ紙までテーブルの上に残され、「年金と住民票を抜いてくる」と書かれていました……。
おれ、もう27歳なのに……。優しいオトンに感謝です。
しかしあとあとブログの記事を書くために裏付けが必要なので調べてみましたが、世の中の仕組みってこうなっているんですね。
海外に出るということは、すべて既存のシステムの外に飛び出すことになるので、全部自分でやる厳しさがあります。そういうのを気づかせてくれるので、海外で生活する準備をすることは、自分を成長させてくれます。
ぼくは今回の税金関係を調べていて、非常にもっと税金に対して詳しくなろうという気になりました。
会社だと勝手に支払ってくれるからいいんですけど、こうやって節税できるところを自分でできるようになれれば、もっと自分の財産を守ろうという気になれます。
もちろん税金を払わなかった時の差し押さえなどのリスクはありますが、それでもちゃんと税金について調べて、「うまく賢く世の中を渡っていこう!」と思わせてくれる第一歩でした。
ではまた!
ぼくが参考にしたリンクはこちらです。
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