
自分の手で仕事を作っていませんか?
こんにちは。先日ワードプレス開設ワークショップを開いたまえちゃん@Maechan0502です。
前回までの記事:
〜企画準備編〜 1からワークショップの開く際に気をつけるマニュアルを作ってみました
前回ぼくは初めてワークショップを開いて、企画した準備をまとめてみました。今回は後編の告知、資料作成とタイムスケジュールの準備、当日にやってみて気をつけたほうがいいことを紹介します。
ではさっそく行ってみましょう。
告知

告知は「よっしゃ!テレビCM打つぞ!フジテレビに掛け合おう!」という景気のいい話ができればいいのですが、残念ながら無理です。
よってインターネットでの告知がメインになります。
一番いい告知方法は読まれている自分のブログ
ここで一番有効かつ効果が高いのがブログです。ある程度読んでもらえる規模のブログであれば、ワークショップの参加者を集めるのは不可能ではないです。
いきなり知らない人からY沢翼さんの話をされたら警戒心マックス!ですが、信用できる知人から紹介されるものは買ってみたくなります。口コミなんてまさにこのパターンですよね。
元々ブログを通して自分のことを知っている方は、そのまま応募してもらえる可能性が高くなります。毎回面白くて読んでいる人のブログだと、ある程度人となりがわかっているので信用できるからです。
このレベルまでいけば、たとえ月間PVが5万くらいであろうと、参加者を募ることは可能です。まさに今回の相方の田口くん@tagu_h1114_18がこのパターンで、彼自身に興味があった人が来てくれました。
他の告知方法
他にはツイッター、フェイスブックなどがあります。このパターンでもきちんとしたワークショップの記事のリンクを貼り、拡散する方法が有効でしょう。
ただツイッターだと最低でもフォロワーが1,000人以上(もちろん自分が1,000人フォローしてたら影響力ないので意味なし)必要です。
フェイスブックも知り合いばかりなので効果が薄いです。効果があるのは自分がセミナーやワークショップで出会った人たちとつながっている場合です。一度セミナーやワークショップを経験したことのある人たちは、自分の作ったワークショップに反応してもらえる可能性が高いです。
ブログによる集客の目安ユニークユーザー数
今回のブログワークショップはぼくの『あしたはもっと遠くへいこう』と田口くんの『ひろろーぐ』を使って告知しました。
参考になるかわかりませんが、一応データを記しておきます。
【参考】直近のおたがいのブログの月間アクセス
前原の『あしたはもっと遠くへいこう』 13万PV 6万ユニークユーザー
田口の『ひろろーぐ』 5万PV 2万8,000ユニークユーザー
※ユニークユーザーとは単純に人数のこと。ただ同じ人がスマホとパソコンの両方からブログへアクセスした場合、ユニークユーザーは2名としてカウントされる。だから見てくれている人は厳密に言うとさらに少なくなる。
実際はぼくのブログから1名、田口くんのブログから6名の応募がありました。数字が比例するわけではないのですが、大人気ブログでなくても応募はあると思います。
特にもしブログが編み物やアロマテラピーブログなど専門性が高ければ、2万〜3万ユニークユーザーでも十分参加者が集まってくれると感じました。
告知期間
告知期間はワークショップの種類によります。旅行ツアーなら半年前くらいに告知しておいたほうがいいんでしょうが、普通のワークショップは2〜3週間前がいいと思います。
ぼくらは1週間前の告知で成功しましたが、ここらへんは2〜3週間前の余裕を持っておきたいものです。
ワークショップで使う資料とタイムテーブル

今回のワークショップではスライドショーで資料を写し、タイムテーブルとにらめっこしながら時間内に終わるように気を配りました。この資料作成とタイムテーブルをいかに練るかで本番の完成度が変わります。
ぼくも初めて自分の作ったスライドショーの作り込みが甘い!と相方の田口くん@tagu_h1114_18からツッコミを受けたので、前日の深夜まで作り直しました。トコトンベストを出しましょう。
資料作成のやり方
資料はワークショップのタイプにもよりますが、紙の資料とパソコンを使って説明するスライドショーに分けられます。
紙の資料を作る時はWindowsのWordかMacのPages、スライドショーを作る時はWindowsのPower Pointか、MacのKeynoteが便利です。
こちらのソフトが高くて手が出せない!という人にはグーグルが提供してるグーグルドライブがオススメです。
Gmailアカウントさえあれば、誰もがフリーで使えます。ネット上で動かすのでもっさりして遅いですが、とりあえず使いたい人はこちらが便利だと思います。
さらに複数の人で同じファイルを操作できるで、そんなニーズにも応えています。
資料を作る際は写真や図を多様し、色なども使ってわかりやすく作りましょう。
タイムテーブル
タイムテーブルは自分が本番で混乱しないためにも必ず作ったほうがいいです。作ったタイムテーブルをチェックしながら進行を決めましょう。
また目安としてタイムテーブルは、慣れている自分がやってかかる時間プラス10分くらいを基準に余裕を持たせるといいと感じました。
自分では簡単にできることでも、ワークショップで初心者がやると時間がかかります。本番では思わぬことに時間を取られるので、3時間のワークショップなら2時間45で終了できるように15分くらい余裕を持たせましょう。
あまりやりたくないですが、さらに間に合わない場合は質疑応答の部分で受け付ける質問を少なくするという手も考えられます。
参考にぼくの初めてのブログ開設ワークショップのタイムテーブルを載せておきます。
時間 | 当日のタイムスケジュール |
---|---|
9:30 | 主催者会場入り 準備開始 |
9:45 | 開場 参加費の徴収 |
10:00 | 主催者あいさつ 参加者の自己紹介 (アイスブレイク) |
10:10 | WordPressというブログサービス説明 |
10:20 | レンタルサーバー登録 (ロリポップ) |
10:45 | 独自ドメイン取得 (ムームードメイン) |
11:05 | 独自ドメインをレンタルサーバーにひも付け |
11:15 | ブログの外観デザインの選び方 説明 |
11:30 | 休憩 |
11:45 | WordPressインストール |
12:05 | WordPressの使い方説明・プラグイン実装 |
12:25 | 主催者側のまとめの話 |
質疑応答 | |
12:50 | 終了・撤収 (アンケートを書いてもらう予定) |
ワークショップ中に気を配りたいこと

ワークショップは前日までの準備で8割が決まるので、当日は不安でも開き直ってやり切るだけです。しかしその場の雰囲気でなごんだり、やりやすくなるので、当日の2割は気配りが大きな要素になると思います。
当日に取り入れたい「アイスブレイク」と「わかりやすい説明」、「ユーモア」を紹介します。
アイスブレイク
タイムテーブルの部分で「主催者あいさつ 参加者の自己紹介 (アイスブレイク)」と入れましたが、このアイスブレイクの時間は緊張をほぐすための時間です。
「名前・出身地・今日来たキッカケ」などを自己紹介で話すと、スムーズにワークショップに入ることができます。他にも軽いゲームなどをしてもいいでしょう。
アイスブレイクの時間は取っておいたほうが後でスムーズに進むので、必ずセッティングしてみてください。
わかりやすく語りかける話術
ワークショップですので、主催者の自分が話す必要があります。そのとき大事なのが「ゆっくり・はっきり・わかりやすい言葉」で伝えることです。
ぼくも始めたばかりだったので、専門用語を使いながら説明をしてしまいました。自分でも慣れすぎていて専門用語だと思っていなかったのですが、相手にとってはわからない言葉。気をつけたいものです。
ユーモアもワークショップでは超重要
また大事なのはユーモアでしょう。今回のぼくの相方田口くんは要所要所で笑わせて、大阪人ぶりを発揮していました。
たとえばスライドショーに「覚えておくと超イケてる言葉」というフレーズを仕組んでおり、
「サーバーレンタルとドメイン取得して、ワードプレスでブログを開設したんだー!これでセルフブランディングも完璧だよ。アハハー♪」
というこっぱずかしい言葉を参加者に言わせて、笑いを演出。
やる前は(本当に笑うんかい?)と疑っていたぼくですが、実際に和やかになったのをみて「すげー!」と勉強になりました。ユーモア、大事です。
まとめ やってみないとわからないことだらけなので、チャレンジしてみよう

さてワークショップを開いた様子の記事から数えると、この記事で4つめになりました。ひとまずこれで終了です。ワークショップを始めたいんだけど、どうすればいいかわからない人への参考に少しでもなれば嬉しいです。
ワークショップで大事なのは準備です。ぼくもやってみる前に経験者の相方の田口くん@tagu_h1114_18にそういわれました。前日までの8割の準備が、当日の2割の本番で活きてきます。
また大きな失敗をするかもしれないという恐れもありますが、それを防ぐのは準備と、そしてアフターケアです。言い訳に聞こえるかもしれませんが、企業だって完璧な製品を作れないからカスタマーサービスがあります。
何か起きてしまったらそのワークショップの時間に解決できなくても、真摯に向き合ってアフターケアするのが大事です。もちろんそれを防ぐために準備はしっかりすべきですが、恐れていては始められないので、何か起きたらアフターケアをしっかりすると心に決めてワークショップに望みましょう。
ぼくもまだまだなので、これから経験を積んでやっていきます。1人でも多くの人が新しい働き方をできれば、面白い世界が見れるのかと感じるので、1人でも多くの人が次の一歩を踏み出してほしいです。
ではまた!
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今回ぼくと田口くんはこちらの本の影響で複数の仕事を作ろうというアイディアを受け、実践してみました。会社に勤めず、複数の仕事を作って、これから新しい暮らしをしていきたい人にはオススメです。
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