“中国のアップル”シャオミの衝撃!お値段2,000円以下のイヤホンやバンドを台湾で買ったのでレビューしてみました

Xiaomi store taipei 01

ハッキリ言って、今のアップル製品ってつまらなくありませんか?

こんにちは。2015年12月に台湾の南部、台南に引っ越してきたまえちゃん@Maechan0502です。

えー、のっけから本音を語ってしまいましたが、ぼくと同じことを思っている方は多いと思います。だってアップルはCEOがティム・クックに変わってから、ちっともぼくらを驚かせてくれなくなったんですもん。

やっていることといえばジョブズが残した遺産のスペックアップと、全然ほしいと思えない新製品のアップルウォッチを発売したことくらい。

大学時代のぼくに馬鹿の一つ覚えみたいに「iPodほしい!」と毎日つぶやかせて周囲をあきれさせ、当時高校生だったうちの下の妹に「iPhone欲しいよ!」とヤマダ電機で泣きながらダダをこねさせた憧れのアップルはどこへ行ったんでしょうか?

しかし今かつてのアップルの地位にのし上がってきたメーカーがあります。それが中国のスマホメーカー・シャオミです。

シャオミが気になる方は以前書いた記事を読んでいただけると嬉しいんですが、むかしのアップルを彷彿させるように、今”中国のアップル”と呼ばれるシャオミはサプライズを連発しています。そう、低価格高品質という製品群で、安かろう悪かろうという中国企業のイメージをひっくり返しながら。

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というわけで、ぼくもこのメーカーが気になり、いくつか台湾で周辺アクセサリーのイヤホンやリストバンドを買ってみたので、レビューさせてもらいます。日本で公式の発売予定は当面ないので、このすごさが少しでも伝わると嬉しいです。

ではどうぞ!

目次

Xiaomi インナーイヤー型イヤホン 1MORE

Xiaomi earphone 1more 01

最初に買ったのが、こちらのイヤホンです。これを購入したキッカケは手持ちのドイツ製のゼンハイザーイヤフォンが壊れたからだったのですが、買ってみて驚きました……。

クォリティがドイツ製とほぼ変わらないんです!

これには本当にビックリしました。たった2,000円以下で買える中国メーカーのイヤフォンが、6,000円でオーストラリアで購入したドイツメーカーと変わらないなんて。

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まあ「キミの耳が悪いんじゃないの?」と疑われれば、「うっ、そうかも……」と口ごもってしまうんですけれど、少なくともiPhoneや他のスマホを買った時に付いてくる初期のイヤフォンより品質が高いことは確か!

しかもイヤフォンなんて消耗品だから、必ず断線するものです。2万円くらいのイヤフォンなら断線して音が聞こえなくなっても交換できますが、数千円のイヤフォンは買い替えざるを得ません。

だったら6,000円くらいの中途半端に高いイヤフォンを買うより、2,000円以下で買えるシャオミのイヤフォンを使っていたほうがいいんじゃないか?という結論にぼくは落ち着きました。

音の品質も高いので、本当にこれはおみやげとしてもオススメ。

Xiaomi earphone 1more 03

一つ個人的に残念だったのは、こちらがイヤフォンは耳の奥まで差し込むカナル式ではなく、耳に軽く差し込むインナーイヤー型だったので、自転車やランニングするぼくには向いてませんでした。

なのでぼくにとって次第に使いにくくなり、ウチの父親にこのイヤフォンを譲って、新しいカナル式のシャオミイヤフォンを買ったのでした。

[値段]

499台湾ドル (約1,870円)

1台湾ドル=3.75円 2015年8月当時

Xiaomi(シャオミ)Piston 3.0 インナーイヤホン

Xiaomi earphone piston3 0 02

最初に買ったシャオミイヤホンが合わなかったので、その後に買い替えたのがこのシャオミイヤホン Piston 3.0です。お値段は499台湾ドルだったので、当時のレート1台湾ドル=3.75円を換算すると、なんと約1,870円!!

安過ぎでしょ!!

と思わず叫びたくなるお値段でした。しかしさらにビックリしたことに、品質も先ほどの最初のイヤホンと変わらずグッド!!6,000円のドイツ製ゼンハイザーイヤフォンから乗り換えても、まったく満足度が落ちなかったです。

Xiaomi earphone piston3 0 04

さらにカナル式だったので、運動しても外れず、満足度も先ほどのシャオミ 1 moreタイプと比べてさらに上昇しました。

Xiaomi earphone piston3 0 03

しかも安いのにちゃんと替えのゴムイヤフォンが付いてくるし、このPiston 3でぼくは本当にシャオミというメーカーを信用し始めたのでした。

ぼくのように自分の使いたいイヤホンのタイプさえ間違えなければ、2,000円以下で買えるシャオミイヤホンは高性能なので、本当にオススメです。

[値段]

499台湾ドル (約1,870円)

1台湾ドル=3.75円 2015年10月当時

小米手環 ミーバンド

Xiaomi mi band 02

イヤホン以外でぼくが購入したシャオミアクセサリがリストバンドです。

これは付けているだけで、歩いたり、走った距離を計測して、歩数とカロリーを計測しくれる代物なんですけれど……、

率直な感想を言うと、残念ながらこれはうちのゴミと化しています。

えー、どこが使えないって、ぼくの持っているスマホと連動しないんです!!

Xiaomi mi band 04

専用のアプリをダウンロードして、アプリを立ち上げるのと勝手にバンド側とスマホが連動してくれるんですが、買って数日後に連動してくれなくなりました。

台北のシャオミストアまで行って、カスタマーサポートに持っていっても、なんだかテキトーに対応されて、その場では直ったけど持ち帰ったら数日後にまた故障!

そのうちぼくがシャオミのスマホを購入したら連動がうまくいくかもしれませんが、今のところぼくのスマホのNexus 5では起動しません。

日本から来た観光客の方には、こちらの商品だけはオススメしません。

Xiaomi mi band 03

同じく台北に住んでいる知り合いの人も「買ったけど、連動しなくなった!」と文句を言ってたので、動かなくなる可能性が高いです。

ネットで調べても直し方が載ってないので、おみやげとして買わないほうがいいかと思います。これだけは今のところ買って本当に残念でした。

中国語ができたら直接シャオミのCEO雷軍にSNS経由で文句言うのに……。

長いこと入荷を待って買ったので、これだけは腹立ちました。

[値段]

399台湾ドル (約1,500円)

1台湾ドル=3.75円 2015年9月当時

振り返り シャオミのアクセサリの全部が使えるわけじゃないけど、当たった時のコスパはヤバイ

Xiaomi store taipei 02シャオミは中国企業だけど、台湾のシャオミは台湾人が働いているので、日本人だとわかると優しくしてくれた(笑)

さていかがでしたでしょうか?今のところ日本では正規販売されることのない、中国のアップルことシャオミのアクセサリレビュー。

素直な感想を言うと、ぼくの買った限りだと、シャオミのアクセサリーには当たり外れがありました。そしてぼくはシャオミの大ファンではありませんので、リストバンドが動かなくなった時など、かなりこのメーカーに苛立ちました。

しかしぼくは今でもシャオミという中国企業をスゴいと思っています。なぜならかつてアップル製品にあったサプライズがあるからです。

たしかにシャオミ製品はデザインなどパクリだらけなのは認めざるを得ません。

またiPod、iPhone、iPad、MacBook Airなど次々に見たこともない製品を生み出したスティーブ・ジョブズ率いるかつてのアップルと比較すると、シャオミはいかに既存の製品を高品質低価格で出すか?という戦略なので、0から1を生み出した「かつて」のアップルのすごさとは比べるまでもないです。

しかしシャオミ製品を使ってみると、小さいながらサプライズがあります。え、この値段でこのクォリティ!?という性能を体験してしまうと、次は何だろう?という期待をしたくなってしまうんです。はい、「今の」ノーサプラズで既存の製品のブラッシュアップばかりやっているティム・クック率いるアップルと比べてしまうと、余計に。

ぼくは「まあ2,000円くらいだから騙されたと思ってイヤホンでも買ってみるか」と周辺機器からシャオミ製品に入り、その完成度の高さにうならされ、気付くと「今の中国企業もなかなかやるじゃん」と見直さざるを得ませんでした。

Xiaomi store 007

その上に気付くと「次買うスマホはシャオミがほしい!」という気分になっているので、高機能低品質のアクセサリーを連発するシャオミの戦略は本当にすごいです。

そしてかつてぼくも10年前はアップル製品の周辺機器iPodから入って、最終的にはアップルのMacBook Airを使うようになりました。だからひょっとすると、ひょっとするとシャオミというメーカーは……数年後にもっとすごい企業になっているのかもしれません。

中国本土に行かなくても、台湾の台北の小米之家 (シャオミストア)でアクセサリーが買えるので、日本から観光に来たらガジェット好きは覗いてみるのはいかがでしょうか?

ではまた。

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この記事を書いた人

職業HP制作業者、ライター、ブロガー。北海道札幌市在住。ブロガーやライターとして培ってきた取材インタビュー能力を活かし、お客様に自分達の商品・サービスが伝わるHP制作業を営んでいます。

過去に1年間のオーストラリアワーホリ、4年間の台湾在住、コロナ禍で帰国。神奈川県横浜市から北海道札幌市に移住し、暮らしています。

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