みなさんは月に5000円の家賃で家に住む方法を知っていますか?
どうもワーキングホリデーから帰ったら、きっと文無しであろうまえちゃん@Maechan0502″です。
ぼくは来月の11月に台湾とオーストラリアに行ってくるんですけど、その前に兵庫県の淡路島にワークショップに行ってきます。そのワークショップのテーマが「自分で家の床を張れるようになる」ことなんです。
それができれば、なんと田舎に月5000円の家賃で住めるようになれるらしいです!!
もうこれはですね、床さえ張れれば住む家が見つかるなら、自分たちでスキルを習得してやるっきゃありません。
というワケでぼくは11月2日〜4日まで淡路島で床張りワークショップに参加してきます!!
田舎であろうと、どうして月に数千円で家に住めるようになるのか?
カラクリを説明しましょう。
今日本全国に空き家が増えており、日本にある住宅は2008年の時点で13%という統計が総務省から出ています。またこのまま行けば30年後は日本の約40%という統計を野村総合研究所が発表しました。つまり日本の住宅はすでに供給過剰状態なんですね。
新築造り過ぎニッポンが迎える 「空き家40パーセント時代」|マイホームはこうして選びなさい|ダイヤモンド・オンライン
しかし壊そうとしても日本では法律の関係で建物を壊して更地にすると、約6倍の税金がかかります。だから壊したくても壊せないらしいです。そして貸したくてもすでにボロボロになってて空き家のリフォーム代を払えない大家さんが多いので、結局そのままになっているというケースが非常に多いと聞きます。
しかも日本は湿気が多いので、床が腐って住めなくなっているケースが大多数を占めるそうです。
そこで今回ぼくが参加するワークショップを主催する伊藤洋志さんの話だと、放置されて床が腐った空き家を自分で床を張って直すと直接交渉できれば、大家さんから家を月数千円単位で借りて住めるらしいんです!!
『ニートの歩き方』という本を出版したことがあるPhaさんも、この伊藤さんと仲がいいので、最近よくPhaさんのブログにアップされる田舎暮らしの話は、実はここでつながっています。
さて、住宅ローンを払うために朝から晩まで働くか?それとも時間と自分たちが汗を流して、住める家をリフォームするか?どっちがみなさんはいいですか?
ぼくは後者の方が数十倍魅力に感じます!そもそもなんでぼくらは自分が住みたいために家を借りているのに、家賃を払うために会社にいる時間の方が圧倒的に長いのでしょう?家に寝るためだけに帰るなんて暮らしは、実にアンバランスな状態なのではないでしょうか?
それだったらぼくは自分の住む家を改修し、自分の家のために床を張ったり、壁を修繕して働くほうがしっくりきます。
それにたとえ田舎に住もうとも、今ならLCCの飛行機や、高速バスで移動できますしね。
月に数千円で家に住めるなんて、なんとも魅力的な響きじゃありませんか!
というワケで今回はワーホリに行く前にぼくは「床張りのワークショップ」に参加することを決めました。
元々のキッカケは米田智彦さんの著書『僕らのライフデザイン』だった。
元々この話を知ったのは、4月にこの『僕らのライフデザイン』という米田智彦さんの本を読んだのがキッカケでした。そしてこの出版イベントが阿佐ヶ谷ロフトで開かれていたので、年下の友達を誘っていったのです。
そこでぼくはなんと月数万から数千円で田舎に家を借り、都会と田舎を往復しながらデュアルライフをしている人に出会いました。
今まで高城剛さんの本の中でしかそんなアイディアを読んだことがなかったんですけど、お金を大して持っていない人が実際にそういうことをやっていたのが、すごくいい意味で衝撃的でした。
その人たちはボロボロの家を「自分たちで直すから」といって安く借り、そして自分たちで実際に直して今でも住んでいます。
詳しい話がこちらです。
フリーターのぼくにも家が買える!?『僕らの時代ののライフデザイン』の出版記念イベントに行ってきました!! | あしたはもっと遠くへいこう
その中でも伊藤洋志さんが「全国床張り協会」という冗談みたいなネーミングの集まりを企画していて、実際にそういうことに必要な技術を自分たちで習得し、そして「みんなで集まって技術を覚えながらやってしまおう!」というワークショップをやっていました。
ぼくは今回時期的にギリギリ行ける日程だったので、それに応募して11月の2〜4日に淡路島でこの全国床張り協会が企画する「床張りワークショップ」に参加できることになりました。
どうやら今回は杉の板を使いつつ、そして壁をはがすという作業の他に、漆喰壁塗りという作業もやるそうで、本当に家を改修するという技術をこの手で習得できるのが楽しみです。
できれば持ってきてほしいものにカナヅチなどが入っていたので、なんか本当にリアルなワークショップという感じがしました(笑)
全国床張り協会の詳しい情報はこちらです
ワーキングホリデー後にオーストラリアから帰ってきたら、デュアルライフをやってみたい
ぼくはこれからオーストラリアに行くんですが、日本に帰ってきたら田舎に拠点を構え、そして東京や他の地域、また海外などを移動しながら暮らすという生活を計画しています。
こんな2つ以上の場所に住む拠点を持つ暮らしを「デュアルライフ」というそうです。
著名人だと実業家の本田直之さんがハワイに拠点を持ちつつ、世界を飛びまわったり、また音楽プロデューサーだった四角大輔さんがニュージーランドと東京を往復して両方に住んでいるのですが、これをまったく貯金もキャリア的な土台もないぼくが実際にやってみます。
まあ不可能だという人は多いと思うんですが、実際に住んでいる家が月一万円以下で借りられたら、それは不可能ではないと思うんですよ。
そのための床張りワークショップです!また合わせて田舎なので、野菜を作ったりしたいと計画中です。そうすれば食料もある程度自分で確保できるし、食費も下げられます。
そうやって食費や居住費を下げて、その分を海外へ向かう交通費や生活費に充てたいと考えています。そういう田舎で暮らす方法は友達の田口くんが東京での仕事を辞めて、山形の大鳥に「地域おこし協力隊」として引っ越したので、彼からぜひ学びたいと思ってます。
最近ですね、方向性はぼくと違うんですけど、彼のライフスタイルは本当に面白いと注目してます。
今回のフィリピン英語留学や今度行くオーストラリアで外国人の友達もできるので、その友達に会いにいくために外国にも行きたいですし、できれば一年のうち数ヶ月間は海外に住みたいし、できればそこで仕事ができる可能性も探ってみたい。
そのためには都会で同じ仕事を続けながら時間を拘束されるより、まず居住費や生活費を下げて、海外に行くお金をたくさん貯められる方がいいと考えています。
収入はブログなどインターネットから得たり、他の手段を探る予定です。この床張りもできれば副業の一つになるそうなので、そうやってぼくは複数の仕事を組み合わせて生計を立てられる可能性を探ってみます。
そうやればぼくが大学時代にずっと信じ込んでいた同じ会社の、固定された場所で働かなくてはならないという固定概念。それをやっと打ち破ることができそうです。
やりたいのは沖縄に自分の家を持つこと!!
ぼく、日本の47都道府県を半分はまわったと思うんですが、そのなかで一番良かったのが沖縄でした。だからそこにいつ行っても自分が自由に泊まれる家がほしいと本気で思ってます。
どうやら実際に沖縄に住んでいる方に話を聞いたら10/31まで海に入れるそうですし、寒がりなぼくには沖縄は最高です。
もうこの時代東京から沖縄までの航空券は普通に4000円という値段であるし、実際に沖縄のボロボロの空き家を月一万円でも2万円でもいいから借りて改修できれば、いつでも自分が住める家を手に入れられます。
また沖縄から台湾までLCCのエアピーチが就航しているので、台湾の友達を呼んで沖縄の自分の家に泊めてあげられればすごく楽しいでしょう。今からワクワクします。
もう確実にいろんなことが低価格でできる時代です。あとはどれだけ行動して、自分で失敗しながら試せるのか?ぼくはそれが新しいライフスタイルを実現させるポイントだと思います。
たぶんですね、多くの人に「バカ言ってるんじゃないよ」と言われると思うんですよ。
でも実際にLCCで5000円以下で沖縄に行けるのは現実だし、次は床張りなど実際に家に修繕するテクニックを身につけて、自分たちでやることができたら徐々にそのバカけたことは現実に変わるんです、絶対。
それに沖縄に単純に毎月数千、数万円でもいいから家が借りれて、週末にちょっと遊び感覚で行けたら最高じゃないですか。
できるかできないか、まだやってもいないわからないことを否定するより、ぼくは「沖縄に自分の友達や外国人の友達が集まれる場所があって、そこでまた遊ぶことができたら絶対楽しいだろうな」とイメージしながら挑戦してみた方が楽しいと思うんですよね。
今回の床張りワークショップはそのための第一歩です!今までいったどのセミナーやワークショップよりぼくはワクワクしています。実際にいったら、その模様を熱を込めて、レポートしたいと思います。
ではまた!
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