台北の閑静な住宅街で、お茶を飲んで、体験して、お土産を買うのにぴったりの場所を紹介します。
どうもこんにちは、台湾在住4年目のまえちゃん@Maechan0502です。
さて、台湾といえばお茶が名産です。
日本人観光客に大人気の九份でも、景色を眺めながらお茶を飲むのが観光目的の一つになっています。
しかし九份は観光客が多すぎて、人をさばくために流れ作業のような接客をされるので、あまり向いていません。
そこでオススメなのが、台北市内にある遊山茶坊です。
・台北のお店が閑静な住宅街にある
・お茶体験ができる
・喫茶としてお茶を飲める(九份で飲む料金と同じ)
・包装のパッケージが綺麗(女性へのお土産にオススメ)
・桃園空港でも売っている
ちょっと遊山茶坊のお土産のお茶は高いかもしれないですが、品質も良いし、喫茶としてもオススメです。
ぼくも訪れたら、「こんな素敵な場所があったんだ!?」とビックリしたので、紹介します。
では行ってみましょう。
台北の遊山茶訪 青田会所の場所
今回紹介する台北の遊山茶訪 青田会所は、台北市大安區和平東路の住宅街にあります。
遊山茶坊は、もともと台湾島の真ん中にある南投縣(なんとうけん)で創業されました。
南投縣では、遊山茶坊茶文化館という古い工場をリノベーションした施設があります。
ここでは台湾茶の発展の歴史を学べるだけでなく、台湾茶の製造や種類を学べるそうです。
そのお茶にこだわる遊山茶坊が、「台北で旅人にホッと一息ついてほしい」という願いを込めて作ったのが、遊山茶訪 青田会所です。
築70年以上のリノベーションして、台湾茶を楽しめる喫茶を場所を、台北の閑静な住宅街に作り出しました。
遊山茶訪 青田会所は、本当に落ち着いた住宅街にあります。
・東門駅(永康街) 徒歩12分
・大安森林公園駅 徒歩14分
・台電大樓駅 徒歩14分
台北の地下鉄の、大安森林公園駅、台電大樓駅のどこから歩いても、10分以上かかるので、かなりの穴場です。
東門駅の近くには、小籠包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店があります。
時間があるなら、ここからブラブラと歩くのが散歩がてらにいいかもしれません。
ただ時間がなければ、タクシーやUberで直接向かうと、道に迷わないのでオススメです。
(ぼくはUberで行ったので、だいぶラクでした。)
【店内のなか】
遊山茶坊の中は、リノベーションがされていて、白と茶色を基調とした店内になっています。
外観は日本家屋です。
しかし内装は木の温かみがありつつ、モダンな造りになっていました。
入り口でスタッフさんに、「今日は何の目的で来られましたか?」と聞かれるので、以下の3つから答えればいいようです。
・お茶を飲む
・お茶の体験(予約が必要)
・お茶のお土産(おみやげ)の購入
【店舗データ】
店舗名:遊山茶訪 青田会所
営業時間:9:00〜17:30
・定休日:年中無休(旧正月の大おみそか〜旧正月5日まで休み)
住所:
台北の遊山茶坊でお茶を飲む
【メニュー】
遊山茶坊 青田会所のオススメの一つは、落ち着いた雰囲気と日本語の話せる台湾人スタッフさんから丁寧な接客を受けながら、台湾茶を楽しめることです。
お茶のメニューは、3種類の価格、2つのお茶の中から選びます。
・ティーセット 350台湾ドル(約1,225円)
(清香凍頂烏龍茶 or 濃香凍頂烏龍茶)
・ティーセット 400台湾ドル(約1,400円
(甜香阿里山烏龍茶 or 日月潭紅玉紅茶)
・ティーセット 450台湾ドル(約1,575円)
(濃香翠緑烏龍茶 or 清香梨山烏龍茶)
【清香凍頂烏龍茶】
ぼくは350台湾ドル(約1,225円)の清香凍頂烏龍茶を選びました。
【店員さんがお湯を淹れてくれる】
お茶を頼んで感動したのが、台湾人の店員さんが丁寧に日本語で説明しながら、お茶を淹(い)れてくれることです。
お茶の葉ごとに入れるお湯の温度が決まっており、それに沿って淹れます。
【砂時計とお湯を入れた急須】
お湯を急須の中に入れたら、じっくりと蒸らします。
時間も40秒間と決まっていて、
「砂時計の砂が2回落ちきる直前に、別の容器に入れてください」
と説明してもらいました。
これなら自分でお茶を買って家に帰っても、しっかりいれられそうです。
【お茶っ葉をこせるように、別の急須に入れる】
砂時計の砂が落ちたら、別の容器にお茶を入れて、しっかりとお茶っ葉をこします。
雑味が一切入らないように工夫するのが、中国茶の飲み方のようです。
この手順を繰り返して、3回お湯を入れて、お茶を楽しみました。
最初のお茶はまろやかで、少しお茶の味は薄かったです。
これを3回楽しみます。
2回目にお湯を入れて、同じ手順でお茶を入れると、蒸らす時間が長かったのか、渋みが出てしまいました。
これをまたお茶菓子を楽しみながら、3回飲みます。
お茶菓子は卵のキミが入っていて、お茶の味で、黄身の味がふくらみました。
お菓子をそのまま食べるより、もっと美味しく感じられます。
「お茶菓子とはこうやって食べるんだ!」とちょっと感動しました。
3回目にお湯を入れて、しっかりと時間を守ったので、すごく美味しくなって満足です。
台北の遊山茶坊でお茶の体験をする
台北の遊山茶坊はお茶の体験教室も開かれています。
台北の遊山茶坊で体験できるイベントは3つです。
・焙煎体験 500台湾ドル(約1,750円)
・Q茶球体験 150台湾ドル(約525円)
・台湾茶を楽しむ 450台湾ドル(約1,575円)
どれもネットで3日前まで予約すれば、体験できます。
【関連リンク】
ぼくが行った時は、焙煎体験をしてる日本人観光客さんがいました。
【焙煎体験】
【Q茶球体験】
ぼくは予約してなかったのですが、優しい台湾人スタッフさんのご好意で、Q茶球体験をさせてもらいました。
Q茶球体験は、お茶を袋に詰めて、丸くします。
本来はもっと大きいのですが、ここでは特別に小さなサイズでやっています。
やってみるとこれだけ小さいのに重労働で、全然丸くなりませんでした……。
これをもっと大きなサイズのお茶袋で丸くしていたなんて……。
昔の台湾人は本当にすごいことがわかりました。
台北の遊山茶坊でお土産を買う
台北の遊山茶坊ではお茶のお土産も買えます。
遊山茶坊はパッケージがオシャレで、こだわって作っているので、本当にお土産にぴったりです。
【遊山茶坊のネットのお土産カタログ】
ティーバッグ
【ティーバッグ】
例えば簡単に飲めるようにティーバッグが売られています。
1枚あたり30〜45台湾ドル(約105〜160円)くらいなので、バラマキのお土産としてもお手頃です。
精選シリーズ
【精選シリーズ】
遊山茶坊のお茶でオススメなのが、精選シリーズです。
こちらはミドルの値段のラインで、厳選されたいいお茶をうちに持って帰って楽しむことができます。
【香檳東方美人茶】
特にパッケージが可愛くて、まるで宝石箱のようです。
お茶を飲んだ後も、外見のパッケージは別の用途に使えるので、プレゼントにどうでしょうか?
ぼくも主婦ブロガーさんが、「旦那さんからもらったお土産がこれで、久々に感激した!」と書いてあるのをみて、思わず買いに来てしまいました(笑)
東方美人茶が2,280台湾ドル(約7,980円)で、けっこう値段が張りますが、2,000台湾ドル以上はタックスフリーなので、もう少し安くなります。
精選シリーズのブルーボックスが高いと感じる人は、同じシリーズで容量を少なくしたパッケージもあります。
こちらは400〜550台湾ドル(約1,400〜2,000円)くらいなので、買いやすいです。
名山シリーズ
【名山シリーズ】
一番安いのが、名山シリーズです。
量も多く、お店で体験できるのがこちら。
値段は忘れましたが、赤いパッケージが目立って可愛かったです。
遊山茶坊で試飲もできる
また遊山茶坊のお土産のお茶は、遊山茶坊の青田会所で試飲させてもらうことができます。
ぼくが飲ませてもらったのは、精選シリーズの東方美人茶でした。
「これは香檳(シャンビン)東方美人茶というんですが、香檳(シャンビン)はシャンパンという意味で、お茶の色とシャンパンが似ているからつけたんですよ」
日本語のできるスタッフさんにいろいろ説明を聞きながら、楽しむことができて、とっても素敵でした。
他のお茶屋さんのように押し付けがましくなく、自分で納得して買えるのが良かったです。
台北の遊山茶坊の免税
遊山茶坊はクレジットカード対応で、免税にも対応していました。
・VISA(ビザ)
・MASTER(マスター)
・JCB(ジェーシービー)
・アメリカンエクスプレス(アメックス)
Apple Payはおそらく台湾で登録したカードだけだと思いますが、クレジットカードの銘柄はほぼ使えました。
また2,000台湾ドル以上の買い物は免税もできるので、店員さんに伝えてみてください。
まとめ
というわけで、台北でオススメする遊山茶坊の青田会所の紹介は以上です!
ぼくも台湾のお茶というと、パワフルな台湾人おばちゃんに押し売りされるイメージか、観光地でテキトーな接客されて飲むイメージしかありませんでした(笑)
でもここは、落ち着いた雰囲気で、丁寧に日本語でお茶の説明を受けられるので、お茶を楽しむという体験ができたので良かったです!
・台北のお店が閑静な住宅街にある
・お茶体験ができる
・喫茶としてお茶を飲める(九份で飲む料金と同じ)
・包装のパッケージが綺麗(女性へのお土産にオススメ)
・桃園空港でも売っている
というポイントで、ゆっくりと買い物をできるのでオススメです。
日本の雑誌でも紹介されているし、台湾人の店員さんは
「日本の芸能人の吉田羊さんも来たんですよー。私は誰なのか知らなかったので、接客したときに教えてもらったんですけど」
と明るく言われました。
2020年2月までは、日本語が上手で、詳しくお茶の説明もしてくれる、サービス精神旺盛な台湾人スタッフさんもいます。
店内も綺麗なので、20〜30代くらいの人が行きやすいのではないでしょうか?
それでは楽しい台湾旅行を!
ではまた。
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