08.前原和裕/Kazuhiro Maeharaについて

元社畜だったプロブロガーのぼくが、社長に怒られずに会社の経営に意見できる魔法の場、株主総会に行ってみた

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あなたは社長に怒られることなく、「こうすれば我が社はいいんじゃないですか?」と提案する方法を知っていますか?

どうもこんにちは、新卒で入った会社を1年半で辞めたまえちゃん@Maechan0502です。ん

さて、どうでしょうか?そんな方法思いつきませんよね。

ぼくは1年半の短い社会人経験があるんですが、絶対に逆らえない上司や社長だったため、そんなことは怖くてできませんでした。

しかし株主総会マニアのカタオカさんに誘ってもらえたおかげで、ぼくはイチ株主が社長に意見できる株主総会という驚きの場所を知ってしまったのです。

え?これツイッターでインフルエンサーが「だから日本の会社や働き方はダメだ!」と叫ぶより、全然まともじゃん。

株主総会に参加するほうが、世の中が変わるんじゃない?という感想をレポートしてみました。

ではどうぞ。

社畜だったぼくの、株主総会に参加する前の会社のイメージ

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さて、株主総会に誘われたものの、ぼくの会社のイメージは最悪でした。

なんせ新卒で入った会社のイメージがブラックで最悪だったので、会社というものにいいイメージを持っていなかったのです。

新卒でとある中小企業に入ったぼく。その会社は全国展開している某中古書店のフランチャイズ店舗を経営する従業員30人ほどの会社でした。

ただ業務内容はドブラックで、繁忙期の1月は店長として29日間も働かされたのを覚えています。

直属の上司には恵まれたけど、その上の部長や社長には恫喝や人格否定のような言葉を言われて指導されるので、本当に嫌でたまりませんでした。

本気で懲役40年の奴隷なんじゃないか?と思ったのを、本棚の整理をしながら感じたのを覚えています。

結局ぼくはいろいろあって辞めざるを得なくなって、1年半で辞めました。

ぼくにとって会社はそういう厳しいところだったので、半ば会社はトラウマだったのです。

しかし株主総会に参加したぼくが見たのは、あれほど自分が怖かった社長という存在が、たった100株しか持っていない株主から追及されている驚きの姿でした。

株主総会当日。いざ参加して感じたこと

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12月の株主総会当日、ぼくらブロガー5人はユーラシア旅行会社の株主総会に参加しました。

事前の株主総会マニアのカタオカさんのレクチャーで、とんでもないことを言ってきたのです。

「とりあえずぼくが質問するんで、みなさんも後に続いて社長に質問してください!」

(え?よく知らない会社の社長に質問するなんて怖くてできないよ!)

内心そう思ってたぼくに、平気でそんなことを言う株主総会マニアのカタオカさん。

彼は過去に株で141万円損しているので、だいぶクレイジーそうです。

「数時間くらいしか調べていない、まったく知らない会社について質問していいんですか?」

ぼくが聞き返すと、彼は鋭く言いました。

「まえちゃん、株持っていますよね!知らない会社じゃなくて、我が社ですよ(笑)」

「100株でも持っていれば、同じ会社のメンバーなんで、別になんでも質問していいんです!他の総会とか、もっとくだらない質問が飛び交ってますからね。」

そんなもんなのかなぁ。

過去の社長へのトラウマを持っていたぼくは、なかなか彼の話を鵜呑みにはできません。

しかしビビっているぼくを尻目に、株主総会でぼくの隣のカタオカさんは、いきりな社長を質問攻めにし始めました。

まったく知らない社長にバンバン質問するカタオカさん

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株主総会が始まってから、カタオカさんは質問タイムで、バンバン社長に切り込んでいきます。

「わが社のメインの売り上げは中東、ヨーロッパだが、イスラムテロの影響を受けて売り上げが下がっている。台湾などを検討するつもりはないのか?」

「また役員には男性ばかり。女性メンバーは入れないのか?」

(あなた、たった3日くらいしかこの会社について調べていないのに、どこまで堂々としているんですか?)

内心ヒヤヒヤもののぼく。

しかしこれで40社目の株主総会に参加している彼は、臆することなく質問していくのです。

その株主の質問に対して、社長はしっかりと答えてくれました。

「わが社も頑張っています。社員一丸となって、若手に仕事を振ってやっているんだけど、なかなか結果が出ないんです。女性にも仕事を今、どんどん振っています」

そんな質問の返事を、5分くらいかけて説明してくれました。

その後も二人ほど株主から質問は続いているうちに、ぼくはだんだんと自分の株を持っている社長に対して、心の中で突っ込んでいるのに気づいたのです。

社員としての社長への恐怖から、株主としてオレの株を上げろ!という思いへの変化

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社長も大変そうだなぁ。

しかしどう考えても、旅行会社のインスタグラムフォロワーが150人弱っておかしくないか?ブロガーとかに外注したら?

あと、いつまで昔の成功を引きずってるんだ?2000年までイスラム圏が人気で稼ぎ頭だったとしても、そろそろ新しい目玉商品作らないとまずくない?

てか、オレの買った株価のマイナス分、きちんと経営して返してよ!7万円で買ったのに、いま6万8,000円くらいでしょ!

終わった頃にはそんな気分になっていました。

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そして一緒に行った5人でお昼を食べることころには、社長のネタで大盛り上がりだったのです。

「社長!質問答える時に言ってた「コテコテに頑張る」ってなんだよ(笑)」

「いやー、社長はキャラが良いんだから、もっとキャラを出した方がいい!」

「でも甘いところあるので、若い人に譲ったほうがいいんじゃない?SNS運用とか?」

「頑張るなんてどこの会社でもしてる!言い訳せずに、挑戦して、新しい旅行プランの売り上げ作ってよ!」

などなど、いろんな話で盛り上がりました。

そしてぼくは気づいたのです。

社長は絶対的存在だと思ってたけど、株主って立場になれば、全然意見できるじゃん。

という事実に。

社員という視点だけでは、わからないものがあると株主総会に出て気づけた

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ぼくは会社で働いている時、ずっと社長は絶対的な存在だと思っていました。

意見なんて怖くてできない。だからもう社長とか、上司のいない立場で頑張ろう。

そう思って、運良くぼくはブログ収入のみで生計を立てる、プロブロガーになることができました。

だけどぼくは知らず知らず視野が狭くなっていたと、今回株主総会に出て感じたのです。

別に上場している企業の株を買えば、たかだか数万円で社長に意見や質問をぶつけることができました。

会社に入って部下から社長に意見を言うことは難しいけど、株主としてなら20代でも30代でも、60代の社長に意見を言うことができる。

ツイッターでは「脱社畜だ!」と言っておじさんを批判しているなんちゃってインフルエンサーがいますが、結局その人の声は社長に届くことはありません。

ぼくは3年間プロブロガーとして生きてるんですが、結局ネットで意見を言っても影響力は微々たるものだと感じてきました。

だいたいの社長はツイッターをやっていないし、外野の意見は関係ないと思うからです。

だから、それよりも株を買って株主総会で社長に意見した方が、よっぽど変わる可能性があります。

上場している会社は株主のためにあるし、社長は株主のために株価を上げないといけないからです。

本当に自分が社員という視点からしか、会社を見ていなかったことに気づけたのでした。

まとめ 株主総会はぼくら若者が、一番年上の世代に意見を言える手段だった

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ぼくは恥ずかしながら20代の頃は、社会を批判していれば変わると思っていましたが、現実はそうではありません。

今回ぼくは株主総会に参加して、世の中の会社を変える提案として、株を買う方法に気づくことができました。

しかも株主総会は第三者が文句を言うのではなく、「社長、我が社はここがダメなので変えていきましょう!」と、いい感じに身内として提案できます。

こういうポジティブな意見提案すると、日本の会社の働き方もうまく変わっていくんじゃないでしょうか?

おじさんも、社長も、敵ではないのですから、伝わるコミュニケーションをぼくらがとっていくべきだと思うんです。

世の中に力を持っているのが、社長や50〜60代のである限り、ぼくらは年配の世代と手を取り合っていかないと変わらないと感じます。

もう32歳なので社会をただ批判するのではなく、自分もその一部としてポジティブに変えるのを手伝っていきたいと感じるきっかけになりました。

今回はまともな感じで個人的な感想をまとめてみましたが、他のメンバーが書いた株主総会レポートもそれぞれの視点でまとまっています。

ぜひ読んでみてください。

ではまた。

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ABOUT ME
まえちゃん
職業ブロガー、ライター。台湾台南市在住。台湾に住みながらブログ収入とライター収入で生計を立てています。 1年間の台湾ワーキングホリデーを経て、台湾生活4年目に向かって生活中。 詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。 お仕事の依頼はこちらの問い合わせページからお願いします。 →→ ここを押すと問い合わせページへ飛びます